広島県呉市「石崎動物病院」

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2018年06月27日(水)

猫のノミアレルギー [News]

●みけ子 18歳 ♀ 三毛猫
アレルギー減感作療法中の出来事でした。
「食事を変更し、さらに減感作をしている最中なのに痒がりだした!」と少し不満そうな顔で来院されました。

減感作療法とは?
ある種の抗原に対して過剰反応(タンパク質だけではなく、実は多くの物質に反応する)してしまう体を正常に復する体質改善療法のこと。

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●典型病変
まずは、飼い主さんに「これは典型的なノミアレルギー症状ですよ!」と伝えて落ち着いていただき、ノミ取り櫛で頭部から尾部にかけて櫛を通しました、予想通り生きの良いノミが引っ掛かりました。
飼い主さんは「あら、ほんとノミがいますね!?」とさっそく笑顔。

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典型的な腰背部脱毛

●ノミ駆除薬に対する私の考え
次に、ノミを駆除する薬剤を投与するわけですが、投与前に必ずすることは、その薬剤が動物ののエネルギーを抑制しないかをチェックします。

多くの方は、ノミ取り薬を安易につけていますが、ノミがバタバタ死んで落ちるような化学物質を直接皮膚につけてよいnのでしょうか?人間用の虫よけスブレーも同じです。

メーカーの説明は、甲殻類(かたい殻をもつもの)にしか毒性はないと言いますが、私は断じて信用していません。
よって、予防的に使用することはできるだけ避けてもらいます。事前にエネルギーを引っ張らないノミ取り薬を選択することが大切です。
その後、みけ子は直ぐに痒みが治まりました。☺

分かりやすい別の例として、
「金魚が死んでしまうような水(水道水)を飲みますか?」が分かりやすいでしょうか?分かりにくいかな〜?「えー、水道水って安全なんでしょ!」と声が聞こえてきそうです。

今一度、化学物質に囲まれた現代社会を見つめなおしてください。

11時30分


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