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2018年08月20日(月)
犬の涙管洗浄 [News]
●プードル ひふみよい 1歳 ♀
生後3か月から涙焼けが気になっていました。この度、不妊手術の折に、一緒に涙管洗浄を行うことにしました。
そもそも涙焼けとは、鼻あるいは喉に排出されるべき余剰の涙が、瞼から溢れて内眼角の毛を変色させてしまう病気を言います。
原因は、排出管の詰まり、排出間の閉塞、あるいは排出間の構造上の問題などがあります。
●処置
上下の涙管(黄色⇒)から細い管(ピンク⇒)を通して洗浄を行います。中には、生まれつき排出管が無いケースもあり、その際には、排泄口を作成したり、まったく存在しない場合には、あきらめざるを得ない時もあります。
処置の際には鎮静or麻酔を使用します。
●閉塞物
洗浄により押し出された閉塞物(目脂)が明らかにわかる場合があります。
残念ながら綺麗に洗浄、排泄後も再び閉塞することも少なくありません。
●予後
上記の通り、洗浄処置を行っても再発するケースは多くあります。しかし、1度はトライしてみる価値はあります。
12時17分