広島県呉市「石崎動物病院」

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2019年01月13日(日)

減感作療法について(アレルギー対策) [News]

●減感作療法
減感作療法とは?
通常は原因となるアレルゲン物質を微量に与えて身体を慣らし過敏反応が起こらないようにするものです。
適応は炎症性皮膚炎、消化器、肝臓、膵臓疾患、口内炎などです。

当院では、周波数を用いた減感作療法を実施しています。
約15回で80〜100%の改善が見られ、その効果は生涯持続します。
以前のページに詳しく記載しています
http://www.ishizaki-ah.jp/admin.php?ID=1144

画像(330x239)・拡大画像(435x316)

各種抗原

アレルギーと言えばステロイドが有名です。また、最近では、その副作用をおさえたアポキルです。
しかし、そのステロイドに手を出すと、一生、薬物漬けになる傾向にあります。また、ステロイドは過酸化脂質に変化してしまうので、それが炎症の元になり痒みが発生します。次にヤヌスキナーゼ阻害剤のアポキルですがステロイドよりは安全と言われますが、ヤヌスキナーゼの働きである血球形成の統制、免疫制御、腫瘍形成抑制などを抑制することになり、長期投与では免疫系を激しく乱します。

上記の薬に手を染めるのならば、減感作療法は短期間頑張ってみる価値は十分にあります。また、身体に負担の無い優しい方法ですので、副作用の心配はありません。

過去に薬物を長期間使用している場合は、減感作療法が終了後も症状が持続(排毒)することがあります。※過去の例を参照ください。

排毒の時間は様々ですが、その炎症は徐々に消退していきます、痒みなどがひどい場合には副作用のない漢方薬で対応していきます。

ここで、再び西洋医学の薬剤(石油合剤)に手を出すと一旦炎症は消退したかのように見えますが、その化学物質が炎症の火種となり再燃し終わりのない症状が続きます。これぞ「天使の顔をした悪魔」の所以であります。


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12時44分


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