広島県呉市「石崎動物病院」

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2019年03月04日(月)

猫の口腔内潰瘍 [News]

●マオ 8歳 ♀ 三毛
「他院で心臓が悪いので麻酔をかけれないと言われたが、子供を良く産むのでなんとか手術をして欲しい。それから、口が臭いので歯石を一緒に見て欲しい」と希望されました。

身体検査、血液検査、周波数測定を行い状態把握を詳細におこないました。

身体検査では、口唇に潰瘍、中程度の歯石、血液検査は正常。しかし、周波数測定では心臓の刺激伝導系に異常が見つかりました。

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●口内潰瘍
周波数測定でアレルギーの存在を認め、麻酔薬の選択を測定し慎重に行いました。
通常使用している麻酔導入薬(プロパフォール)がはじかれ、代用薬(ラボナール)で行うことになりました。
気管チューブ挿管時に、舌の上と口蓋の潰瘍を発見しました。
唇のものと同じ内容と思われます。

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●周波数測定
昔はこの部位に好酸球が集中している状況から好酸球性潰瘍と呼び、ステロイドの投薬・局所注射を行っていたものです、現在では、アレルギーが原因と言われます。
周波数測定でもアレルギーがヒットし、食事のトライアルでは残念ながらほとんどの食材が合いませんでした。今後は、アレルギーを起こさない限定食のみを選択し、希望があれば減感作療法を行いたいと思います、しかし・・・猫ちゃんの場合は食事を急に変更することが難しく簡単ではありませんので、減感作療法がお勧めです。

また、ヘルペスウイルスによる慢性副鼻腔炎は、漢方薬の投与を行いました。少し時間が必要ですが、多くが完治します。

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●無事終了
手術は、心臓の波形異常が出現することもなく無事に終わりました。
既に子供が1匹小さく宿っていましたが、これ以上の出産は母体を疲弊させ、飼い主さんの負担にもつながりますので良い結果になったと思います。

16時19分


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