犬の前庭疾患と脳神経障害 [News]
●石松 11歳 ♂ パグ
「前庭疾患と脳腫瘍の可能性」と仮診断医を受け、ステロイドの服用を続けていたそうです。ときどき深夜に奇声をあげてのけ反る、気絶するなどの症状が散見されたようです。当院の飼い主さんの紹介で遠方より来訪されました。
●身体検査
身体検査では、肥満、鼻腔狭窄、軟口蓋過長、角膜の色素沈着、腹囲膨満、頭部の右傾斜、歯石(2+)、乾燥性角膜炎がリストアップされました。
●PSバイオレゾナンス測定
ベーシックな所では、高周波障害、酸化、食事・水の汚染、酵素不足、経絡の滞りが見つかりました。その他、甲状腺機能低下、副腎皮質機能低下、癲癇、アレルギーの異常も発見されました。
●調整と経過
レゾナンス治療と併せて、癲癇発作に適合する漢方薬を処方しました。
週一回、1カ月の波動調整を続けると、歩行もままならない状態が走れるように、傾斜した頭も正常位に復し、癲癇発作もなくなりました。その回復の速さに我々も飼い主さんも吃驚しました。そして、「石ちゃん可愛いね〜」と飼い主さんの優しい愛のある声掛けが功を奏したのだと思います。
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猫の大腿頚部骨折 [News]
●バロン 日本猫 ♀ 7か月
「3-4mの高さから落ちた、その後左後肢をブラブラさせている。」主訴で来院されました。本人は左足以外は、いたって元気でした。身体検査後、レントゲン撮影を行いました。
●レントゲン検査
レントゲン検査では、左の大腿骨頚部の骨折と分りました。
手術を希望されましたので、早速段取りを行いました。
●整復
骨折部を整復して、3本のピンを打ち込み固定しました。
●6か月後
頚部骨折はレントゲン上では綺麗に修復されています、臨床症状は「走り飛び回る」状況から、完全完治をお伝えしました。気を付けてと伝えても、やんちゃ盛りですから「無理だろな〜」とおも