広島県呉市「石崎動物病院」

動物に優しく思いやりのある診療をモットーに

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犬の椎間板ヘルニア [News]

●Dax ♂ 6歳
「他院で会陰ヘルニア手術後、後ろ足が立たなくなり2週間が経過しました」主訴でした。身体検査では腰背部の硬結、起立不能、深部痛覚(+/-)でした。早速、身体検査、波動測定と共鳴療法を行いました。病変は総合的に第13胸椎と第1腰椎間のヘルニアによる神経障害と仮診断しました。共鳴療法後、2種類の漢方薬と絶対安静を御指示しました。

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●2週間後
2週間後の再会でした。飼い主さんのご都合で暫く拝見することができず心配しておりました。性格的に安静は残念ながら守れなかったそうです。

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しかし、経過は良好で立ち上がってヨロヨロと歩く状況までに回復していことに飼い主さんと共に驚き感動しました、右後肢に僅かにナックリング(歩く際に足先が曲がる)が残るも今後が楽しみです!


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犬の大腿骨遠位端骨折 [News]

●チワワ ♂ もんた 
「交通事故で後肢が折れた」と他院の先生よりご紹介いただきました。しかし、肝酵素が著しく上昇していたので、検査値が落ち着くまで紹介病院でしばらく治療して戴くことになりました。10日後の血液検査で肝酵素が正常に復したのを機に手術に踏み切りました。

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●レントゲン写真
骨折は右大腿骨遠位部でした。損傷が激しく腹部の皮下出血と陰嚢の浮腫が著しく、骨折の近位端は鼠蹊部まで転移していました。

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●手術
受傷後数日で手術を行いたかったのですが、上述のとおり肝障害のため11日間待機することになりました。今回の骨折は筋肉を突き破り大腿骨近位部が著しく前方へ変移し、癒着が始まっていたため整復に時間を要しました。

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大腿骨外側にプレートを当て、6本のスクリューで固定しました。

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●術後経過
術後3日目には痛みも無くなりました。ギブス包帯を通して過重と軽度の歩行が可能になりました。


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猫の耳道内腫瘤 [News]

●チョウスケ 猫 ♂
頭が左に傾き、外耳炎(球菌貪食)が見つかりました。改善傾向にないので、耳鏡検査に進むことにしました。

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●耳鏡検査
炎症性ポリープは、猫では、ほとんどの場合中耳の粘膜から発生し、鼓膜を破って外耳道まで大きくなった像が見られます。耳道内に居座る腫瘤(ポリープ)により、炎症、感染が慢性化し常に滲出液が出続けることになり不快感が発現します。

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●摘出したポリープと術後
摘出後の耳道の状態は至極順調でした。

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1ヶ月後には、頭の傾き、外耳炎がすっかり良くなり、当然匂いも改善されました。


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