広島県呉市「石崎動物病院」

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アレルギー対策 減感作療法その2 [News]

●アレルギーとは?
アレルギー反応とは、身体に備わる自己防衛力、つまり異物(抗原)あるは敵の侵入を阻止するシステムが過剰に反応してしまうことです。アレルギー体質であると、通常であれば身体が受け入れ可能な物を勘違いしてしまい過剰に排除する反応(炎症)を起こします。治療は、その炎症現場を抑える薬となる訳ですが、木に例えると枝・葉の治療となり根本解決には繋がりません。また、その薬に含まれる成分が抗原となり、炎症状態を継続あるいは悪化させてしまうことがあります。

一方、減感作療法とは、過剰に反応する物質(抗原)の刺激を繰り返し与え、正常な状態に戻す体質改善法です。一度、改善されるとその後のケアーは不要となるのが何より嬉しいです。

以下、成功した皆さんです。

●ジュン 12歳 ポメ ♂
「食事の種類により吐く」主訴があり、抗原測定を行った結果、多くのアレルゲンが引っ掛かりました。減感作療法の成立後、嘔吐が無くなり好きなものをいただくことができるようになりました!現在は、僧帽弁閉鎖不全(心不全)の治療を行っています。

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●ハルク ♂ 13歳 ミニチュアダックス
以前にご登場いただいていますが、「8年前から皮膚病が悪化し、ステロイド、アポキル、シャンプー療法など色々な治療をしてもらったが良くならない(涙)」と、1年ほど前に来院されました、現在減感作療法を継続中ですが、毛はフサフサと生え、赤み、痒みもなくなりました。

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●ラブ 18歳 トイプードル ♀
散発的に下痢が発現することから抗原測定を行いました。その結果に基づいて減感作療法を行い、少し長めでしたが19回で完了しました。現在は慢性心不全の治療中です。

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●レオ 11歳 日本犬 ♂
数年前から皮膚炎が発生しました。血液検査によるIgE測定を行い結果は陰性、リンパ球反応試験も陰性。しかし、状態は悪化をたどり皮膚の炎症は年々増悪傾向にありました。何とかしなければとの思いで、抗原測定とその後の減感作療法に辿り着きました。以前の真っ赤な皮膚の状態は一変し、落ち着いた様相になりました。

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アレルギー対策 減感作療法 その1 [News]

●減感作療法
減感作療法とはアレルギー疾患時に行う根本療法で、当院ではドイツ生体共鳴機器を使用して実施しています。アレルギーであることを測定後に66項目1000種類の抗原を調べ、異常がある抗原を使用してハーモナイズします。副作用はありませんが、回数は10〜20回、1回約1時間を要します。成功率は85%。感作終了後には、今まで食べられなかった食材をいただけるようになり、他の抗原より発生していたアレルギー症状が改善されます。

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以下、減感作療法に成功された皆さんです。

●クロ 日本猫 ♂ 
糖尿病と慢性的な消化器疾患を患っていました、糖尿病管理のために入院した際に減感作療法を並行して行いました。食の好き嫌いがはっきりしていて(猫ちゃんは往々にしてそうなのです)、アレルギー食が進みませんでしたが、この度の解禁により一回りふっくらして、食事の時間が楽しみになりました!

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●ティアラ プードル 9歳 ♀
中程度の慢性の外耳炎が3年間続いていました。この度の減感作療法で、耳の痒みと赤みが治まり、食事は限定された味気なく美味しくないアレルギー食でしたが、晴れて好きなお肉をいただくことができるようになりました(笑顔)。

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●ココナ 15歳 ♀ コーギー
慢性外耳炎で他院からの紹介でした。外耳炎の歴史が長く、根本治療として外科手術をお勧めしましたが、年齢を重ねている理由で手術を断念されました。また、外耳炎以外にも皮膚の慢性炎症があり減感作終了後には、皮膚の赤みはすっかり無くなり痒みも癒えました。

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●ひな トイプードル ♀ 5歳
小さい時から著しい皮膚のかゆみが続き年々増悪していました、そして特に夏にひどくなる傾向にありました。食事管理を併用しながら減感作療法を行うことで痒みが治まりました、今年の夏が楽しみです!

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猫の排尿障害 [News]

●ぱぴ 年齢不明 日本猫 ♂
「おしっこが出ない」主訴で緊急に来院されました。尿道にカテーテルを挿入し、閉鎖回路に繋ぎリリースしました。尿は真っ赤です、作業中に尾に力が入っていないことに気づきレントゲンを撮影することにしました。

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●レントゲン写真
仙骨と第一尾椎間が離断して骨折(赤⇒)しているのがわかります。

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●神経障害と断尾
3日もすると血尿が治まりました。カテーテルを抜管して自力で尿が出ることを期待しましたが叶いません。たぶん交通事故による神経障害により排尿障害が発生していることが一番可能性として考えられます。
数日後にしっぽは切断しました。

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●排尿サポート
もともとアレルギー持ちの為、減感作療法と併せて膀胱の神経経路に鍼と波動療法を行っています。神経回復の可能性は低いですが、しばらくは上記の治療を続けるつもりです。今後は、自宅での飼い主さんによる排尿処置(1日2〜3回)が必要になると予測されます。まずは、水を入れたゴム手袋を膀胱にみたてて、トレーニングを行い、実際に本人にトライするご指導を行っていきます。また、括約筋の緊張があるため、その筋肉をゆるめる処置が必要になります。

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