犬の中枢神経系障害 [News]
●ティナ 12歳 ♂ Dax
「4日前に車の助手席から落ち、突然に右後肢の力が入りにくくなり、歩けなくなってしまった・・・。」と来院されました。
確かに身体検査では、首が右に傾きバランスが取れません、痛みはありません。
当院で3件目でしたので、周波数測定を中心に診察を行いました。
中枢神経(大脳皮質、基底核)、頚部椎間板ヘルニア、視床下部、脳下垂体、血管変性、アレルギーなどの異常が見つかりました。どうも視覚障害もあるようです。
神経学的検査により、今回の症状は椎間板ヘルニアによるものではないことを確認し、中枢神経を中心にケアー(周波数療法と漢方薬)を始めました。
具体的な周波数は
中枢神経、網膜、水晶体(白内障)、視神経、血管変性に異常が見られました。
●経過
6回の周波数療法後(20日後)、傾いた首はほぼ水平に近づき歩行可能になってきました、異常が見つかった周波数も重度から軽度に改善しています、もう一息ですね。
●1カ月後
飼い主さんのご都合で1カ月余り来院できず、漢方薬のみの治療になっていましたが、周波数測定すると
中枢神経障害が消え、網膜、視神経、血管変性が重度から軽度に変化していました。症状もまったく見えていない状態から反応が見られるように改善が見られます。
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子猫のノミ対応 [News]
●ハナとその他2匹
「猫のノミ取り薬が3匹分欲しい!」と来院されました。
そもそも、ノミ取り薬の安易な投与が嫌いな私は、まずは一匹づづみせてくださいと、診察室に招き入れました。
体重と健康状態をチェックして、次の子見ましょうと段ボールを拝見すると
「あらら〜、まだ生まれたばかりじゃないの〜?」
蓋を開けると生後1か月余りの可愛らしい二匹の子猫がキョトンとした顔をして鎮座して居るではないですか?
挨拶を交わし、子猫たちをひっくり返してお腹を見ると、
大量のノミの集団が隠れようと慌てて駆け回ります。
思わず「うわ〜!!」。
●手作業によるノミ取り
普段から外用駆虫薬に否定的な私です、
さらには、年齢的に制限があるため子猫たちには駆虫薬は使用できません。
しかし、あまりにも寄生数が多く、
中には丸々と太っているノミたちも散見できました。
このまま処置をせずにお返しては、貧血になる可能性があります。
アルコールを塗布するとノミの動きが鈍くなり捕まえやすくなります。
体温を奪うのでかけすぎは禁物、その後は乾燥させる必要があります。
悪戦苦闘の末、約70匹のノミを捕まえました。
今後、元気にすくすくと育ってくれることを祈ります☺☺☺
最後に「ノミ取薬は予防的に使用すべきではありません、もし居れば使用して良いかどうかの測定を行うこと」、なぜなら駆除薬は間違いなく化学物質であり、体に悪影響を必ず与えるからです。
猫のノミアレルギー [News]
●みけ子 18歳 ♀ 三毛猫
アレルギー減感作療法中の出来事でした。
「食事を変更し、さらに減感作をしている最中なのに痒がりだした!」と少し不満そうな顔で来院されました。
減感作療法とは?
ある種の抗原に対して過剰反応(タンパク質だけではなく、実は多くの物質に反応する)してしまう体を正常に復する体質改善療法のこと。
●典型病変
まずは、飼い主さんに「これは典型的なノミアレルギー症状ですよ!」と伝えて落ち着いていただき、ノミ取り櫛で頭部から尾部にかけて櫛を通しました、予想通り生きの良いノミが引っ掛かりました。
飼い主さんは「あら、ほんとノミがいますね!?」とさっそく笑顔。
●ノミ駆除薬に対する私の考え
次に、ノミを駆除する薬剤を投与するわけですが、投与前に必ずすることは、その薬剤が動物ののエネルギーを抑制しないかをチェックします。
多くの方は、ノミ取り薬を安易につけていますが、ノミがバタバタ死んで落ちるような化学物質を直接皮膚につけてよいnのでしょうか?人間用の虫よけスブレーも同じです。
メーカーの説明は、甲殻類(かたい殻をもつもの)にしか毒性はないと言いますが、私は断じて信用していません。
よって、予防的に使用することはできるだけ避けてもらいます。事前にエネルギーを引っ張らないノミ取り薬を選択することが大切です。
その後、みけ子は直ぐに痒みが治まりました。☺
分かりやすい別の例として、
「金魚が死んでしまうような水(水道水)を飲みますか?」が分かりやすいでしょうか?分かりにくいかな〜?「えー、水道水って安全なんでしょ!」と声が聞こえてきそうです。
今一度、化学物質に囲まれた現代社会を見つめなおしてください。