広島県呉市「石崎動物病院」

動物に優しく思いやりのある診療をモットーに

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犬の脛骨骨折 [News]

●クマ シェルティ 約6ヵ月 ♂
「他の犬と遊んでいて骨折した!」と他院の先生よりご紹介いただきました。

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●レントゲン写真と手術
術前に手術計画を立てます。
@髄内ピン(骨の中にピンを通す方法)
Aプレート固定
B創外固定

今回は「若齢でそれほど強固な固定が必要ではない」理由から創外固定を選択しました。

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●手術準備
手術部位の毛刈りを行い、足先を天井よりロープでつるしてポジションをキープし完全滅菌で行います。

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肢軸を調整して2本目のピンを刺入しました。
レントゲン写真でも、軸の矯正により骨折端が近づいているのが分かります。

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●手術終了時
創外固定は、骨を貫通したピンを外部で固定する方法です。
出ているピンの周辺からのさん出液を吸収させるためにガーゼで被い毎日交換します。そして、4日目以降は、7日に一度の交換処置に移行します。

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●予後
手術翌日から、骨折部の固定により軽く足を着地できるようになりました。
若齢で治りが早いので1か月後に器具を除去する予定です。

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●1ヶ月後
レントゲンで骨の状態を確認しピンを抜きました。
既に歩き回って調子が良いのでこれで終了です。

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猫の口内炎と食事アレルギー [News]

●とろ 日本猫 6歳 ♂
「他院にて口内炎の処置のために全抜歯をしてもらったが痛みが治まらず、その後処方されたステロイドが効かなくなった・・・。」主訴で来院されました。

現在の最大の問題点は、口内炎が悪化し食事の際に
「ぎゃーぎゃー」と声を上げながら食べなければならない痛々しい状況です。
だんだんと食事をすることに嫌気がさし、
最近は、食べることに恐怖を憶え、ほとんど食べる気がなくなりふさぎ込んでいる様子でした。

口を開けて検査すると、口の奥(口峡部)が真っ赤にはれあがっていいました。

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●検査と測定
血液検査と周波数測定を行いました。
血液検査では、慢性腎不全、高たんぱく血症。
周波数測定では、ヘルペス、胃、小腸、大腸、腎臓、アレルギー、口内炎、副鼻腔、腎性貧血が問題に上がりました。

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アレルギーに対する減感作療法と併せて、一番の問題である口内炎、そして、慢性腎炎、ヘルペス感染症、副鼻腔炎に対する周波数療法を始めました。

●減感作療法終了
15回で減感作療法が終了しました。
減感作療法と合わせて行った口内炎は、痛みが喪失し肉眼的な炎症も残すところ2割程度になりました。
周波数療法は、口内炎、ヘルペス感染症がネガティブになるまで続けます。


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断食療法と腫瘍 [News]

●リン ダックスフンド  11歳 ♀
抱いた時に「キャン」と鳴くので病院へ行き、さらにCT撮影してもらうと、腎臓周囲に大きな影があり悪性腫瘍だろうと診断されたそうです。悩んだ末、ドイツ振動協会の紹介により当方へ来院されました。

腹部から触診を行うと腎臓あたりに拳大の塊を感じました。
内容を確認するために早速超音波検査を行いました。
超音波所見だけでは正確に判断できませんが、超音波像の不均衡から悪性腫瘍を疑いました。(下映像)

病理検査による確定診断は行いませんでした、
理由は以下です。
@飼い主さんは抗がん剤を使用するつもりがない。
A外科手術で完全切除ができない。
B外科侵襲で活性酸素が多量に発生する。
Cできることならば西洋医学的治療をしたくない。

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⁂ポイント!
Bは、麻酔(薬剤使用)をかけるだけでも活性酸素が発生し、免疫を低下させるのです。外科手術となるとさらに大量の活性酸素が発生してしまい、腫瘍対応だけでも大変な状況の中、余計な活性酸素の発生は生体を疲弊させます。
また、病理検査の侵襲は、それほどでもありませんが、腫瘍の詳細が分かったところで治療内容が変わることがないので確定診断を行わず、その費用を免疫アップに使用することにしました。

●超音波画像 9月3日(初日)
左腎臓と副腎(過形成;黄色矢印)の間に腫瘍(赤⇒)*が見られます。
*病理検査を行っていないので正しくは腫瘤です。

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大きさは6p×5p程度に見えます。

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●治療
基本治療は断食を中心に行いました。
断食は何より毒出しにすぐれ、野生動物では病気時には必ず始める行為です。なぜ毒出しが必要なのかは、腫瘍、癌も元は慢性炎症から発生します。慢性炎症を起こす炎症物質をこれ以上増加させず、そして、体外へ排泄させるためです。

一般的に「食べないと弱ってしまう常識と強迫観念」がありますが、実は、病気を快復させるためにはエネルギー使用効率を上げる必要があります。免疫力が落ち、エネルギー不足に落ちいっている状態では、食べ物を断って消化作業に費やすエネルギーを節約し、腫瘍対応に専念させてあげるべきなのです。

リンちゃんの場合は、4週間の断食を行いました。7日おきに血液検査、身体検査を行い、状態を詳細に観察しながら行います。特に電解質、血液量、蛋白質量には注意を払いました。

食べないと衰弱してしまうことを心配されますが、断食するとエネルギー節約と共に、胃からグレリンと言う物質が出て、細胞内に存在するミトコンドリアを元気にすることができます。これがエネルギーアップにつながります。

当然、体重は低下(5.35kg⇒3.65kg)しました。
断食中の4週間の間に「震え」を発生しご心配された時期がありましたが、電解質コントロールを行った後は、走って吠えて至って元気に過ごしました。

●超音波画像 10月5日(断食1カ月後)
一カ月前の画像と比較すると明らかに1/5(2p)ほどに腫瘤が縮小しているのが分かります。

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下側に押されていた副腎(黄色矢印)が、腫瘍が小さくなることで元の位置(腎臓頭側)にもどりつつあります。

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断食後は、抗腫瘍作用のある漢方薬とりんちゃんの体に適した安心安全な食事を少量づつあたえながら治療を続けました。

●超音波所見 11月7日(約3か月)
腎臓頭側の腫瘍は縮小(赤⇒:1.5p)しています。初診の映像と比べると特に良く分かります。

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腎臓周辺の腫瘍がさらに縮小し、大きな副腎(黄色⇒)があらわになってきました。
ここで、腎周囲をとりまく腫瘍の中に肥大した副腎が存在していたことがはっきりと分かる像か出現しました。
副腎の肥大は下垂体腺腫による過形成と思われます。
こちらも、同じく治療を行います。
原因はストレスが考えられますが、ストレスの原因を探るには、性格、住環境(飼い主との関係)、食環境を詳細に調べる必要があります。

腫瘍根治まであと1〜2カ月かかると予想しています。

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●超音波画像(来院4か月)
一つ前の画像と比較してみてください、明らかに腎臓周辺を圧迫していた腫瘍塊が無くなっていることが分かります、つまり消えた訳であります
腫瘍は、身体の一部であり、そうならなければいけない交感神経が優位にな環境(解糖系)に体が追い込まれ、それに対応すべく発生するわけであり、その成り立ちを理解する必要があります。そして、その原因はなんであるかを見つめ覚醒することが大切です。よって、その成り立ちが分かれば治療は至ってシンプルとなります。

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●断食療法につてい
断食することで腫瘍の栄養が届かなくなるため、とうぜん消退、消失します。また、胃からグレリンが産出されてミトコンドリアが元気になっていきます。解糖系からミトコンドリア系へシフトさせれるわけです。

一口に断食療法といっても、誰もが適応出来る訳でありません。衰弱が著しい場合には、適応が難しくなります。また、適宜状態を観察、検査しながら慎重に進める必要がある為、頻繁な来院(最低週1回)ができることが条件になります。
そして、既に抗がん剤を使してエネルギーが枯渇した状態では、完治が厳しいことがあります。

●抗がん剤使用について
時に外科療法は必要になりますが、上記のとおり抗癌剤、放射線、(外科手術)など癌3大療法を受けると著しい活性酸素が発生し、免疫がさらに低下することになります。免疫が低下して腫瘍ができているのに、なぜ、さらに免疫を低下させるようなことをするのかが疑問であり問題ですあります。

医師100人に対するアンケート調査がありました。「あなたは自分が癌になったら、抗がん剤を使用しますか?」結果は、99人の医師が抗がん剤を使用しないと答えています。現場に居るものが一番その内容を知っている訳です。
現代医療に流されることなく、何が本当に正しくて適しているのかを冷静に考え選択することが大切です。

体に優しく足を引っ張らない、体を応援できる自然の仕組みを理解した治療と関わることが生き残る本道だと思います。

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