広島県呉市「石崎動物病院」

動物に優しく思いやりのある診療をモットーに

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犬の大腸炎(生体共鳴法アプローチ) [News]

●プードル 5歳 ♀ ひな
今回は「嘔吐と血便」で来院されました。

血液検査は、急性炎症の指標であるCRP1.6mg/dl(正常<0.7mg/dl)
以外は正常でした。

その際の周波数測定では、横行結腸(重度)、胃(軽度)の障害が出ていました。膵臓は問題なし。

2日間の断食を行うも血便が続きます。

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●周波数再測定
3日目に再度測定を行いました。
初日の消化管に障害を再度追求すると大腸性下痢は、バクテリアによるものと答えがでました。
結果は細菌性下痢です。CRPは6.1mg/dlに上昇しています。

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●バクテリア測定
細菌性下痢の原因菌を選考します。
試験管内に入っているバクテリアのチップ情報から原因菌を探しだす作業を行います。

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最終的に大腸性下痢の原因は大腸菌であることが分かりました。
*黄色矢印

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●漢方薬の選択
次に第一選択として大腸菌に効果のある薬膳を探します。
漢方薬を第一選択とする理由は、当院の治療指針として「自然の物を用いて治療する」があるからです、人工の産物には、必ず異常周波数(ノイズ)が付属しているので、そのノイズが大なり小なりの電気障害を発生し副作用の発現に繋がるからです。

*漢方薬も製品によっては、農薬、科学物質が混入していますので、安心安全な製品を選択する必要があります。農薬、化学物質も周波数ノイズですので当然副作用があります。

残念ながら今回の大腸菌に該当する漢方薬が見つからず、抗生剤の選択へ進みました。

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●抗生剤の選択
続いて抗生物質の相性を調べます。
併せて副作用の無いことを確認して最終選考を行います。
ちなみに、注意しなければいけない特に危険な副作用は
@アナフィラキシーショック
Aスティーブンジョンソン症候群
B横紋筋融解症
C中毒性表皮壊死症などです。

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●経過
抗生物質投与後、嘔吐と下痢が止まり、3日目にはほぼ正常便が出て食事を欲しがる様になってきました。

10日目の検査では、CRP正常(<0.3mg/dl)、周波数測定では「大腸」は正常に復していました。当然、良便、嘔吐なし、元気、食欲有です。
併せて食べるべき食材を周波数測定で選択し、ご指導して終了しました。☺


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実習生感想文 [News]

この度は大変お世話になりました。
四日間という短い期間とはいえ実習を受け入れていただき
ありがとうございました。
私自身、動物に携わる仕事に強い興味を持っていました。ですが最近実家で飼っているウサギが高齢になりよく転ぶようになったのを見て動物看護師という職業にも興味を持ち始めました。
この四日間で先生、先輩の看護師の方達に丁寧に指導していただき様々な事を学べました。今回の実習の中で手術の様子を見させて頂いたのはとても有意義な時間となりました。

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また、とても残念なことではあるのですがある患者さんがお亡くなりになってしまったのを見たときに改めて動物看護師というものが、動物病院で働くということがどういったものなのかを再認識できたことが一番私にとって良い経験になったと思います。

この実習で得たものを今後に生かし、努力をしていきます。
皆様忙しい中、実習を受け入れていただき、丁寧に指導をしてくださり誠にありがとうございました。

高知工科大学 環境理工学群 池元大輔

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犬の喉頭炎 [News]

●アンジー 3歳 ♀ パピオン
「昨日、昼寝してから食欲なし、夜中に咳をするように泡を吐き出していた。寝ていて急に起き上がることがある」などの情報をもらいました。
そして、おやつはアキレス腱、ドライ肉でした。

身体検査から緊急性はなく血液検査は行いませんでした。
まずは絶食絶水で臓器を休めることを指示しました。

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●2日目
翌日は「咳き込む感じで胃液を吐く」でした。

咳症状は通常@気管(気管支) A心臓 B肺 C喉の問題で発生します。身体検査では、上記の異常はなく、続いて行った血液検査では、軽度の急性炎症)CRP 1.5mg/dl(正常値<0.7mg/dl)以外の異常はありません。さらに、周波数測定では重度の食道炎と軽度の胃炎が浮上しました。

指示は、絶食絶水です。

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●3日目
咳が軽くなり、食事も欲しそうにする。
遊ぶ元気が出てきた。
寝ているところ急に起きて咳をする。

咳はまだ続きますが、改善してきました。
急性炎症の指標CRPは1.3mg/dlと軽度に低下してきました。
周波数測定では、胃と食道の問題はなくなりました。

胃と食道の改善から、少量の消化の良い食事を開始しました。

●11日目
最終確認のために炎症の検査を行いました。
結果は正常値CRP 0.6mg/dl、正常に復していました。
咳は全くなくなり食欲正常。

今回の原因は、喉頭の周波数を調べていなかったことが悔やまれますが、飼い主さんが与えている大きく硬いアキレス腱が喉、食道、胃を傷つけ、
喉頭の損傷に違和感を生じ咳の発生に繋がったと思われます。

大きなおやつは、気を付けましょう!


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