広島県呉市「石崎動物病院」

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島根県 温泉津温泉 元湯2 [院長コラム]

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●温泉津温泉
2度目のレポートです。島根と言えば温泉津温泉ですが、前回は、表の入り口の写真しか取れなかったので、再度紹介しました。

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●更衣室
地元の常連達の味のある専用ロッカーです。同じく味のある更衣室の壁を見渡すと、効果的な湯の入り方が書いてありました。「2枚のタオルを用意し、一枚は風呂で使用。2枚目は、浴衣を着る前に乾いたタオルで拭き取ることで温泉効果がより現れます」とのことでした。次回からこの指導を実践してみたいと思います。

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●浴槽
おなじみの3つの浴槽です。右が48度、真ん中43度。左に関しては、よくわかりませんが40度程度だと思います。ちなみに、自宅の風呂を48度にして挑戦してみましたが、熱くて入れたものではありません。

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●総評
地元の方は、いとも簡単に入浴されますが、ビギナー(4回目)の私達にとり、右側の48度の湯船は勇気とスキルが必要でした。それでも、覚悟を決めて入浴を重ねると徐々に肩まで浸かることができるようになります。その後は、中央の43度の湯などぬるいぐらいで屁の河童です。年期と気合が必要なお湯に感謝感激です。

私が温泉を巡る楽しみの一つは、地域の老人からお話を伺うことです。村祭り、神社、戦争、遊びの話などなど・・・・。
この素晴らしい地域の憩いの場は、絶対に後世にも残して欲しいと思います。そして、大正、昭和初期のおじいちゃん方から、本当の幸せがあった当時のお話を伺い、昔を噛みしめて懐かしみ昔から学びたいと思うのです。急がねばなりません。「温故知新」

泉質 ★★★
宿泊 立ち寄りの為レポートなし


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犬の慢性血尿2(移行上皮癌の疑い) [院長ブログ]

●ラム ♀ 12歳 シェットランド・シープドッグ
「4か月前から血尿と頻尿が続く」「耐性菌ができたのでは?」とセカンドオピニオンを求めて来院されました。
早速、陰部を拝見すると血尿らしきものが付着していたので、身体検査後に超音波検査を行いました。

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●超音波検査
今回のケースでは、既に膀胱のほとんどが侵され、片側の@尿管の腫瘍浸潤あるいはA膀胱三角部の腫瘍による閉塞により閉塞が起こり水腎症を発症していることが考えられました。

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      上は膀胱内でカリフラワー状に育った腫瘍です。
      下は尿管閉塞による水腎です。

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●移行上皮癌
細胞診の結果、移行上皮癌を最も疑いました。
下部尿路における悪性腫瘍は全体の1%といわれ、その中でも移行上皮癌が最も発生率が高いといわれます。
移行上皮癌は、シェットランド、シーズー、ビーグルなどが好発犬種であり、発見された時点で既に激しく進行している場合が多くあります。早期に発見され、膀胱三角部(尿管が開口している部位)がおかされていなければ、積極的な膀胱切除により予後が良い場合があります。

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●外科手術の介入
膀胱を全摘出して、尿管を腸に移設する手術の選択肢もお話しましたが、年齢を考慮して出来るだけ痛み、苦しみの少ない生活を維持できることに重点を置く内科治療を選択されました。

よって、最終診断である膀胱から組織を採取し病理検査を行うことは望まれず、その費用を内科治療に回すことになりました。

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犬の自己免疫性溶血性貧血2 [飼い主さん感想文]

●クッキー ♂ ダックス 9歳
昨年夏に自己免疫性溶血性貧血と診断され、掛かり付け獣医師の下、治療していました。再発と治療を繰り返していることをブログに綴っていたところ、そのブログを見てくださった方から書き込みがありました。呉市の病院で同じ病気で完治した子がいるとのことでした。
広島市内から通院は遠いため、ためらいもありましたが、愛犬が元気になるなら、あわよくば完治できればと受診することにしました。
先生は、この病気の治療法が確立されていなことなど、今ままで知らなかった情報を医学書や資料、時には図を書いて丁寧に説明してくださいました。
また、不明な点は直ぐに専門書で調べて下さったり、他の獣医師に確認してくださったり。人間と同じでインフォームドコンセントをしっかりとしてくださり、動物とその飼い主に対する真摯な姿勢に感動し、是非先生にお願いしたいと思いました。

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石崎動物病院にお世話になって4か月。自己免疫性溶血性貧血の症状は安定しています。また、甲状腺ホルモン低下症も併発しましたが、今では薬でコントロールできるまでになりました。
一時期、同時に肺炎を起こして吠える事さえできず、息荒く横たわる姿に涙しましたが、犬が犬らしく元気でいる今が嬉しくて仕方ありません。院長をはじめとする先生方、そしていつも優しく愛犬や飼い主に声を掛けて下さる看護士さんに感謝です。
まだ暫くはお世話になりますが、今後も宜しくお願いします。
追伸;年末、愛犬と一緒に宮古島へ行けますかネ?

●院長から
遠方から毎週お越しいただき有難うございます。折角いただいたご縁ですので、我々のできる精一杯の治療をさせていただきました。我慢強くお付き合いいただいた結果、血液量は正常に復しました。多少説明が前後したようですが、正しくは、自己免疫性溶血性貧血だけでなく、甲状腺機能減退症があり、その影響で巨大食道となり誤嚥性肺炎を併発したのでした。その後、ホルモン剤の投与で今までにない表情と活力を取り戻すことができたのです。
追伸の件:飛行機に乗ることはまだお勧めできませんので、年末は宮古島でなく宮島参拝にして下さいネ。

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