広島県呉市「石崎動物病院」

動物に優しく思いやりのある診療をモットーに

News

RSS1.0


2017年03月24日(金)

犬の頚部椎間板ヘルニア [News]

●パピオン ♂ アール 
「4か月前から、左前脚を怪我したような様子で負重を嫌ったり、足先を上げたりする。そして、時々体を触ると大きな声で”ぎゃーん”と鳴きその後震える。」主訴でした。他院でのレントゲン撮影では異常なし、しかし、相変わらず足をかばう様子が続いていたそうです。

画像(330x270)・拡大画像(517x424)

●波動(振動)測定
波動測定では、頚部椎間板ヘルニアが疑われました。臨床症状からも末梢神経障害、ヘルニアを強く疑います。痛みを取り、電気の流れ、血行を改善する漢方薬を3種と波動治療を行いました。再診の3日後には、調子は変わらずかばって歩くと言われます。ここで波動治療を併用しました、すると7日後には走るようになり「治った!」と言われるほど、痛みと左足の跛行は改善されていたのでした。

●治療期間
ステロイド、消炎鎮痛剤を投与されていると治療期間が長引きます。なぜならば、一旦炎症、痛みを抑えますが、その薬剤による活性酸素が発生し炎症が再燃するからです。ステロイド剤が”天使の顔をした悪魔”と言われる所以です。
ステロイド投薬の詳細は分りませんが、治療14日で90%の改善があり非常に良好です、油断せずに1ヶ月は治療を行いたいと思います。


関連タグ :

12時55分


ページのトップへ

  • お問い合わせ
  • スタッフ募集
  • 石崎動物病院の日々

検索

キーワードリスト

最近の記事

リンク集

powered by a-blog

[Login]