広島県呉市「石崎動物病院」

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口内炎

猫の慢性口内炎と肝不全+感想文 [飼い主さん感想文]

●マサカズ ♂ 日本猫 11歳
「3年前より口に潰瘍があり、痛み止めをうつと治まっていたが、今年の夏から薬が効かなくなった....。」と来院されました。口腔内は全体的に赤く炎症が広がり、その影響で流涎(よだれを流す)がありました。来院当日の血液検査では異常なし、しかし、波動測定では、間脳(松果体、視床下部、下垂体)、食事アレルギー、白血病ウイルス感染が引っかかりました。

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●2日後
元々は肥満気味で食欲が無い日が長期に続いたため、2日後には脂肪肝変性により黄疸が出現しました。緊急入院をお勧めし、低蛋白質(アルブミン1.7g/dl)と著しい黄疸の為に食道は困難であったために鼻カテーテルを装着しました。口腔内感染には選択した抗生剤と漢方薬を処方しました。

●集中治療
状態はすこぶる悪く、アレルギー食をカテーテルからスープとして投与(1日5回)、臓器の上位中枢である間脳治療には波動療法を、そして、毎回波動測定を行い、その都度状況に合わせて漢方薬を選択しました。5sあった体重が4sまで落ち生死を彷徨いましたが、20日の厳しい治療期間を乗り切り無事退院までこぎつけることができました!

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●退院後の再会
口内炎はすっかりよくなり、その成果で食欲は旺盛で低下した体重4.3sまで増加しました。

●飼い主さん感想文
3年ほど前から口の中に炎症を起こしだしました。最初は行きつけの動物病院で炎症を抑える注射をしてもらえば3か月以上は炎症を抑えることができていました。しかし、今回は急に、注射をしてもらっても1週間もたず、餌だけではなく水も飲めなくなり熱中症になりかけていました。通院していた病院では、これ以上強い薬はないので覚悟をしておいて下さいと言われ、途方にくれていたのです。しかし、そんな時、主人が石崎動物病院のHPを見つけ、似たような症状の事例が載っていたのですぐに電話をかけ診ていただきました。
診断結果は、食事などによるアレルギーからくる炎症とのことで、今まで外に出し野生に近い生活をさせていたので、そんなことは一度も考えたことがなく驚きました。今まで自宅では市販のドライフードを与え外に出ると何を口にしているかわからない状態で痛みを注射で紛らわせていただけだと思うと早く石崎動物病院に連れて行くべきだったと思います。
初診時は、ぐったりして数値がかなり悪く、危ない状態だったので3週間ほど入院をしてしっかりと治療をしていただきました、退院後は日に日に元気になっていき最初は口元にキャットフードを持っていくと恐る恐る食べていましたが、今では餌も水も以前の様に自分で摂れるようになりました。それとストレスなどで顔や体の毛がぬけてツルツルの皮膚がむき出しになってしまいましたが、今ではうぶ毛の様な薄い毛が生えてきています。
今は、漢方薬を与えるとき暴れて大変なぐらい元気になっていますが、高齢でもあるので自宅飼育に変更し、ぶり返さないよう気をつけていきます。
最初はあきらめそうになりましたが、石崎動物病院の先生やスタッフの方々のお力でここまで元気にしていただき有難うございます。


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