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2017年10月28日(土)
犬の舌下腫瘍 [News]
●もも 14歳 ♀ Mix
「何か口の中から出ている気がする」主訴でした。
高齢でしたので身体検査、血液検査、さらに波動によるマス薬の相性を精査して手術を行いました。
●縫合
出血をできるだけ抑え、大きな血管を結紮しながら摘出しました。
●摘出腫瘍
病理検査の結果は、線維性ポリープで悪性所見はありませんでした。
●高齢者への麻酔
高齢動物の麻酔を行うことが多くありますが、中には腎臓、肝臓障害を発生している場合もしばしばです。緊急を要する場合を除いて、障害の部位を整えて、あるいはサポートしてから手術を行うようにしています。悪くなってから、大きくなってから手術に踏み切ることがほとんどですが、普段から(年一度)は健康診断を行い、特に歯の管理は1年に一度がお勧めですが、その際に詳細に未病の段階で目に見えて分かる状態におちいる前に対処したいと願っています。
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09時33分