News
2018年03月13日(火)
アレルギー対策 減感作療法 その1 [News]
●減感作療法
減感作療法とはアレルギー疾患時に行う根本療法で、当院ではドイツ生体共鳴機器を使用して実施しています。アレルギーであることを測定後に66項目1000種類の抗原を調べ、異常がある抗原を使用してハーモナイズします。副作用はありませんが、回数は10~20回、1回約1時間を要します。成功率は85%。感作終了後には、今まで食べられなかった食材をいただけるようになり、他の抗原より発生していたアレルギー症状が改善されます。
以下、減感作療法に成功された皆さんです。
●クロ 日本猫 ♂
糖尿病と慢性的な消化器疾患を患っていました、糖尿病管理のために入院した際に減感作療法を並行して行いました。食の好き嫌いがはっきりしていて(猫ちゃんは往々にしてそうなのです)、アレルギー食が進みませんでしたが、この度の解禁により一回りふっくらして、食事の時間が楽しみになりました!
●ティアラ プードル 9歳 ♀
中程度の慢性の外耳炎が3年間続いていました。この度の減感作療法で、耳の痒みと赤みが治まり、食事は限定された味気なく美味しくないアレルギー食でしたが、晴れて好きなお肉をいただくことができるようになりました(笑顔)。
●ココナ 15歳 ♀ コーギー
慢性外耳炎で他院からの紹介でした。外耳炎の歴史が長く、根本治療として外科手術をお勧めしましたが、年齢を重ねている理由で手術を断念されました。また、外耳炎以外にも皮膚の慢性炎症があり減感作終了後には、皮膚の赤みはすっかり無くなり痒みも癒えました。
●ひな トイプードル ♀ 5歳
小さい時から著しい皮膚のかゆみが続き年々増悪していました、そして特に夏にひどくなる傾向にありました。食事管理を併用しながら減感作療法を行うことで痒みが治まりました、今年の夏が楽しみです!
関連タグ :
15時12分