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2019年05月07日(火)
歯科治療にレントゲン撮影が必須の訳 [News]
●歯科治療
当院での歯科治療の手順は以下です。
@歯垢、歯石除去と消毒
*通常超音波スケーラーを使用します。
Aレントゲン撮影
*全ての歯のレントゲンを撮影します。
B探子などを使い歯・歯肉の状態検査
*ポケット、歯肉、動揺、エナメル、露髄の観察を行います。
C抜歯、歯肉フラップ、修復
D消毒、洗浄、写真撮影
●レントゲン撮影その1
歯を支える骨(歯槽骨)の吸収、および歯茎が後退し歯根が露出していることが分かります。
このケースの歯肉の後退は肉眼で観察できる事項ですが、以下は異なります。
●レントゲン撮影その2
歯根部に感染(根尖部)が発見されました。
外観は歯茎も健在、動きもなく、エナメルの状態も至って綺麗ですが、レントゲンを撮影すると歯の根の部分における感染(黄色⇒)が疑われる所見が見られます。
ということで、歯の治療にはレントゲン撮影は不可欠で、予後、治療方針にとって重要な位置づけとなります。
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09時22分