広島県呉市「石崎動物病院」

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2020年09月07日(月)

バイオレゾナンス 猫のリンパ腫 [News]

●さくら ♀ 日本猫 2歳
「リンパが腫れてきた、喉を触ったり、えづく様になった」と聞きます。

バイオレゾナンス測定結果は以下でした。
*腸内フローラの異常
*トルロプス属グラブラータ(カビ)
*ヘルペスウイルス
*白血病ウイルス

右下顎リンパ節が卵大に腫れあがっています、
残念ながら恐れて穿刺はさせてくれません。
感染症も考慮しましたが、細菌感染の関与はありませんでした。

上記の結果から薬膳と乳酸菌を処方しました。

画像(284x222)

●約2ヶ月後
卵大に拡大したリンパ節は正常に復しました。
一次期は食事を摂ること難しくなり焦りましたが、
薬膳処方を変更して効果が出ました。

バイオレゾナンス測定を行っていると
多くの病気に「腸漏れ」が関与していることがわかります。

●腸漏れ
腸漏れは「リーキーガット」とも呼びますが、
消化管から入ってはいけないものが侵入してしまい病気の元になる原因です。
多くの病気にこの原因が関与していると考えています。

画像(308x280)

そもそも腸に炎症がおこり腸管上皮細胞間の結合(タイトジャンクション)
が破れることが病気の始まりです、

それは以下の原因で起こります。
@抗生剤投与によるカビの繁殖
A小麦に含まれるグルテンなどの消化しにくい蛋白質による炎症
B乳製品と同じくカゼインなどによる炎症
C薬、添加物、農薬、遺伝子組み換え食材、重金属などの毒による炎症
G心の問題により腸管の血行が悪化、胃酸分泌が低下による腸内細菌の
バランス不均衡

●予防のポイント
1)西洋医学の薬は使用しない!
特に抗生物質はどうしても必要な時だけに使用する。
使用しなければいけない場合は乳酸菌と同時に投与する。
※残念ながら抗生物質の短期使用でも、一部の菌を失い再生までに時間を要し
腸内細菌の多様性の減退が見られます。
2)小麦の入ったフードは与えない。
3)農薬、化学物質の入ったフードは与えない。
4)遺伝子組み換え食材で構成されるフードは与えない。
5)牛乳、水道水を飲まさない。

目に見えない故気づかないうちに炎症が進みます。
ご注意ください。

10時18分


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