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2021年04月12日(月)
抜歯後の修復 [News]
●上顎右犬歯
去勢手術の際に見つけた歯のトラブルを修復しました。
いつ折れたか定かではありませんが、
歯髄は黒く変化し既に壊死しています、
このまま放置しても根尖部膿瘍になることは少ないですが、
痛みが持続します。
また、犬歯は根が深く自然修復で閉鎖することは期待できません。特に上顎の犬歯は鼻道を近接しているため、食べ物が詰まり感染、炎症が持続すると
鼻道がと繋がり鼻汁、くしゃみの元になります。
●抜歯
歯を抜いて、フラップを形成しました。
●修復
フラップを縫合しました。
●下顎犬歯
下顎は穴が開き膿の排出がありました、
周辺組織を綺麗にしいくと
折れている犬歯の根が見つかりました。
歯髄は黒く変色していませんが、歯の冠部分を失っていること時間的経過があり感染していることを考慮して抜歯しました。
●修復
こちらは目に見える感染がありましたので、
充分に洗浄してフラップ縫合しました。
抗菌漢方薬を7日間処方しました。
10時25分