広島県呉市「石崎動物病院」

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2023年07月27日(木)

猫の脊髄、末梢神経障害(後躯麻痺) [News]

●レオ ♀ MiX 9歳
「2-3日前から足が痛いのか加重が不十分、食欲低下」
の主訴で来院されました。

画像(330x243)・拡大画像(372x275)

波動測定をおこなうと
関節部に病原体、その他にも多くの病原体が侵入していることが分かりました。

●病状悪化
多くの病原体を生薬で叩くも病状は進行していきました。

* 排便時踏ん張れない
* 尿がでない
* 足が立たない
* 後ろ足の足先が冷たい

画像(330x256)・拡大画像(343x267)

●追加測定
休診日にも引き続き来院いただき
末梢神経、脊髄を深堀すると
そこには別の病原体の侵入を見つけました!

その病原体を突き止め
生薬処理により2週間で
自力排尿、食欲、歩行が改善されました。

残されるのは尾の動きですが
未だ脊髄に病原体の問題があることは分かっています
その部分をコツコツ探査し完全復帰を目指します!

●さらに7日後
僅かに尻尾が動くように改善してきました。
歩けるようになり、自力排尿が出来るようになった時には
飼主さんと共に大喜びましたが
残された尾の動きに反応が僅かに発現し
2度目の喜びを共有できたことを嬉しく思いました。☺

●コメント
猫の後ろ足に麻痺が突発に出現すると
心筋症による血栓塞栓症を疑いますが、今回は違いました。
脊髄、末梢神経に入りこんだ病原体を早期に排除することで
早期の回復が見られたことを嬉しく思います。

全ての病気の根元には病原体が存在する
その病原体は、西洋医学の化学物質には抵抗を示す
あるいは、退治されないよう暫く身を潜める
故に自然の生薬で気付かれないよう排除することに胆がある!

大胆に言い換えれば
太古の昔より寄生することで生き繋いできた病原体様を
毒が見え見えの化学物質で退治しようなどの浅知恵では
到底彼らを駆除することなどできないのである。


●さらに14日後
垂れ下がりまったく動かなくなった尾がしっかりとしてきました。
そして、走るまでに回復し「捕まえるのが大変」とお聞きしました。
めでたしめでたし☺

09時57分


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