広島県呉市「石崎動物病院」

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2023年10月01日(日)

猫の眼球結膜リンパ腫 [News]

●レヨ ♀ 洋Mix 年齢不明
「眼が赤くなっている、
そして、だんだん腫れて大きくなっている。」主訴でした。

波動測定を行うと・・・リンパ腫と出ました。

そして、その結膜に関与している原因を探ると
ウイルス、寄生虫と真菌(カビ)が見つかりました。

画像(314x224)

急速に大きくなり
眼の半分を覆う姿に驚き来院されたそうです。

治療は病原体に合わせて
生薬を様々に使用します。

画像(330x238)・拡大画像(360x260)

●1か月後
腫れが消退し、目を覆う腫瘤の面積が
明らかに縮小しました。

画像(324x233)

●1か月半後
できもの(腫瘤)は、全て消えて目ヤニも無くなり
波動測定でも、リンパ腫は(-)となりました。

画像(330x225)・拡大画像(358x245)

●コメント
西洋医学一般では
リンパ腫となれば、ィの一番にステロイドを使用します。
何故そのような発想になるかと言えば
そこに炎症が有り、異常リンパ球を抑制できるからです。
プラス 抗癌剤の使用・・・(汗)。

ステロイドの特性は炎症を強く抑えることです、
炎症を抑えることは悪くありませんが
それは、「臭い物に蓋をする」対症療法になります。

そして、味方の免疫部隊の撤収を意味しますが
そこには、敵である、病原体、ゴミ、ノイズが残存したままになるので
見た目の戦いは治まった様に見えますが
原因はそのまま残り再燃します。

もう一度、
例えステロイドで炎症を抑えたとしても
原因を除去していない、
正確には西洋医学では、
それを殆ど除去することはできないので・・・
故にその病気は残ります。
稀に、原因が局在し外科的に完全切除できれば治癒することも有ります。

また、ステロイドは化学合成ですので
ノイズ(ゴミ)が侵入し
炎症の原因となり、治療しているようで病気を作成している状態が生じ
「何のこっちゃ?!」となります。

そもそも西洋医学には
その根本原因を見つけ、除去する発想が無いので
完治はできません。

イの一番の心配事はステロイド、抗癌剤で
病原体に対抗する免疫群の働きをも
撤収、減弱してしまうことです。

西洋医学の性格は
障害がある部位を細かく見つけ出すことには力を注ぎますが
そこにある原因を見つけ出すことはしません。
よって、良くなったとしても完治ではなく
再発する可能性が大いに残ります。

「その時だけ、今さえ良ければの治療を望む」のであれば
致し方ありませんが

私自身なら、お茶を濁す対症療法より
真の原因を追究して排除し
再発の起こらない治療を望みます。

皆さんはどうお考えでしょうか?

17時44分


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