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2024年11月06日(水)
犬の肝機能障害と甲状腺機能低下症 [News]
●Mプードル 13歳 ルイ ♂
福岡から広島へ引っ越され、HPを見て来院されました。
「以前から肝臓と甲状腺の薬を処方されているが
一生飲み続ける必要があるのだろうか!?」と疑問を持たれていました。
主症状
*ハナの背側(鼻鏡部)、尾の脱毛
*腰の皮膚の苔癬化(皮膚の硬化と剥離)
ご持参いただいた他院での検査結果は
*軽度の貧血:PCV36.8%
*肝酵素:ALT(173)とALP(668)が徐々に上昇中。
●波動測定結果
*シェディング
*電磁波障害
*大腸における腸漏れ、カビの繁殖
*ミネラル不足
*有害物質汚染
*椎間板ヘルニア
*軽度〜中程度腎障害
*甲状腺機能低下
*糖代謝不全
*エストロゲン過多
*多価不飽和脂肪酸過多
*肝障害
*小腸パネート細胞、CBC細胞障害
など
●治療
飼主さんに不安が残りますが
処方されていた肝臓薬、甲状腺のホルモン剤を
早速に中止していただきました。
理由
➀処方された肝臓、甲状腺薬は化学物質故に炎症の元となる
副作用と言う名の本作用で新しい病気が発生する
Aホルモン剤を漫然と投与すれば
甲状腺組織は萎縮し、改善後も元にもどらなくなる
B化学物質(薬)の処方で病原体が喜ぶ環境が整う
甲状腺と肝臓に存在する
寄生虫をターゲットに治療を始めました。
●1〜2カ月後
1ヶ月後から皮膚が剥がれて新しくなり
腰の苔癬化は改善されました。
そして 2カ月後には鼻鏡部の毛がフサフサと生えてきました。
●今後
甲状腺に存在する寄生虫を叩くことで改善がみられました。
しかしながら、13年間の蝕まれた歴史があります、
甲状腺以外の部位にも存在する病原体をコツコツと除去し
併せて壊された組織を修復しながら全ての臓器の改善を目指します。
症状がでる前に
できるだけ早い段階で原因を除去すれば
スムースに短期間で事が片付きます。
しかしながら
その未病段階をスルーし、病気が重症化してから
治療を望む方が殆どなのが残念なことです。
先ずは将来起こる臓器障害を未病で発見し
その真の原因治療をできる限り早期に行いましょう!
16時59分