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2012年12月18日(火)
犬の膀胱結石 [News]
●大きな結石!
これは、決して「かじった椎茸」ではありません。膀胱から取り出した大きな結石なのです。以前、排尿の際にたまたま飛び出した結石を分析した結果、食事療法で溶解できるタイプと判断し早速食事を処方しました。しかし、一向に変化が無いので手術を行うことにしました。
●大量の結石
「出るわ出るわ!」無数の小さな結石を取り出すのに随分と時間を要しました。吸引器も使用したので、果して何個あったのでしょうか? 約1000個!??・・・・数えるのは断念しました。
再度、結石分析に出しました。結石の外側と内側で成分が異なることがあり、処方食に効果が無い場合には再度の検討が必要と感じたからです。
●膀胱内腫瘤
膀胱内を精査している際にポリープ状の腫瘤が見つかりました、結石を取り出す際に一緒に切除して病理検査へ提出することにしました。同時に見つかり検査へ提出できたことは、不幸中の幸いと言えます(後で分かれば、再度検査をする必要があるからです)。
19時17分