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2014年06月14日(土)
犬の巨大睾丸腫瘍 [News]
●睾丸摘出 ゴンタ 15歳 ♂ ラブラドルレトリバー
「前から少し気になっていたが、今年になってやけに大きくなった!」「もう歳だから、このままで良いのでは?」とお話しいただきましたが、余りに睾丸が大きいため歩くたびにフラフラしている感があり、我々もゴンちゃんとは長い付き合いなので居たたまれず「術前検査をしっかり行い、優しい麻酔で管理しますのでご安心ください」と説得して手術をさせていただきました。
●ついでに脾臓摘出
術前身体検査、そして超音波検査で見つかった脾臓腫瘤も同時に切除しました。脾臓の腫瘍は、大きくなり過ぎると突然破裂して失血し、時には出血性ショックで死亡してしまいます。良い機会でしたので、積極的に手術させていただきました。
●14日後のすまし顔
傷は抜糸が必要ない手技を行ったため往診で傷のみの確認をさせていただきました。飼い主さんからは「以前より元気になって困る」と我々にとっては嬉しいお言葉を戴きました。
ゴンちゃんは、15歳とは思えぬ元気の良さです。睾丸、脾臓に腫瘍ができたことは、真摯に受け止め、これより「気・血・動」を意識し改善し、元気に長生きしていただきたいと思います。まずは、カビも生えないオヤツのジャーキーは止めましょう!
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08時19分