広島県呉市「石崎動物病院」

動物に優しく思いやりのある診療をモットーに

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2015年03月09日(月)

食物アレルギーによる犬の上強膜炎 [News]

●パグ ♀ 小梅 6歳
「眼が赤いのが気になる」と来院されました。
眼を観察すると右外眼角(目じり)に結膜の充血とその下の強膜の腫脹が観察されました。

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●反対側の正常眼
反対の正常な左目と比較するとよく分かります。
診断は、各種検査後に自己免疫疾患と仮診断し、短期ステロイドを処方すると効果が見られました、ステロイドの毒性をお話して、優しい治療(漢方、サプリ、振動)に変更することにしました。

*自己免疫疾患とは?
生体防御機構の自分の免疫が自己の組織を突然に敵とみなして攻撃してしまう状態です。(免疫の暴走化)

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●3週間後
充血が8割治まり、強膜の腫脹はありません。
副作用を考慮すると治療に時間を要しますが、ご理解いただきながらやんわりと優しく進めていく予定です。

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●原因とその後の治療
この目の炎症は、実は食物アレルギーでした。西洋医学の欠点は、症状を抑えることを目的としています、故に薬を中止すると再発してしまい、根本原因を追究するに至りません。また、時には症状を抑制する薬の副作用で別の炎症症状が発生してしまう危険もあります。今回は、量子診断により食物アレルギーと仮診断し、2、3の蛋白質を試験したところ処方食1種類がヒットし、その食事を戴くことで炎症症状がおさまり、点眼も必要が無くなりました。

13時04分


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