広島県呉市「石崎動物病院」

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犬 胆嚢粘液嚢腫 [News]

●シェルティ 13歳 コリー ♂

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主訴は、交通事故に遭遇。それ以降、食事を採れなくなりました。喉頭に問題が原因であることはわかりました、検査の一つである超音波検査の際に今回の「粘液嚢腫」が発見されました。

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●粘液嚢腫
粘液嚢腫とは、胆嚢内に粘液が蓄積し、胆嚢が拡張する病気です。特徴的所見は、周囲の胆嚢壁の粘膜から内側に育ってくるために「キューイフルーツ様」に見えることです。老犬に多く、コレステロールの代謝異常による高脂血症とも言われます。特にミニチュアシュナウザー、シェットランドは先天性の脂質代謝異常があると言われる犬種です。しかし、明らかな病因は不明です。
症状がある胆嚢粘液嚢腫は、外科的摘出を行います。


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横隔膜ヘルニア [News]

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体内の臓器が、本来あるべき部位から脱出した状態を「ヘルニア」と言います。今回、交通事故で頭を打ち、昏睡で来院したワンちゃんの胸部レントゲン撮影時に見つかりました。状態が悪いので、縦方向の写真は撮影していませんが、真ん中の肺が位置する胸郭に腸管が入っているのが分かります。通常、肺は空気ですので黒く映りますが、その中に波打った白い腸管ラインが見えます。このヘルニアを「横隔膜ヘルニア」と呼びます。交通事故の衝撃で、胸と腹を仕切っている横隔膜が破れ、内臓が胸部内に移動してしまったのです。
状態が落ち着き次第、整復手術をする予定にしています。

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お腹ズルむけちゃいました! [News]

●ダイヤ ♂ 1歳6か月 黒猫
数日行方不明。元気食欲あり。帰宅してみるとお腹がズル剥けているのに気が付いたそうです。★今回は、面会になかなか来れない飼い主さんの為にこの記事を掲載しました。「飼い主さん見てますかー!?順調にいってますよー!」

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●初日
傷が開き足とお腹の筋肉が見えます。
先ずは、傷を綺麗にしてから縫合しなければなりません。

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●3日目
壊死組織が除去され、初日と比較すると随分と綺麗になりました。

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●6日目
傷全体が縮小し、さらに肉芽が綺麗に増殖してきました。もう化膿することはありません。

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●12日目
今日は縫合します。

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●縫合終了
約10日目に抜糸を行い終了です。
ご苦労さまでした。
今しばらく、心静かにお待ちください。


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