院長ブログ
犬の会陰ヘルニア [院長ブログ]
●レイ ダックスフンド ♂ 12歳
「7日前から尿が垂れ流し状態になった」主訴で来院されました。
お尻を観ると、右側の肛門横が著しく腫大し
触るとそこには尿で一杯になった膀胱の存在がありました。
これは正しく会陰ヘルニアです
過去最大の大きさ(脱出状態)でした。
お話を伺うと
3年前から便がまともに排出できず
かかりつけ医で定期的に便を出してもらっていたと聞きました。
そして、今回はいよいよ拡大した膀胱と
大量の便を含む直腸が飛び出て閉塞し
どうにもならなくなった状況で来院されたようです。
●血液検査
このまますんなり手術の運びとなれば良かったのですが
血液検査で肝臓と腎臓の数値が引っかかりました。
量子測定を行うと
腎臓に寄生虫、肝臓にウイルス、心臓に細菌の寄生が見つかりました。
●2か月後
状態の悪かった臓器を整えるのには2か月を要しました
病原体の除去と同時に樹状細胞の活性化、細胞膜の修復を行いました。
細胞膜はリン脂質で構成され
細胞内外の伝達調整を行う特に大切な部位になります
多くは寄生虫により破壊されていきます。
●直腸固定術
直腸が側方に変位したいたため
お腹を開けて上方に引っ張りながら、側方腹膜に固定しました。
●会陰ヘルニア整復
脱出した膀胱と直腸をまずお腹にもどし
周辺の筋肉と骨盤に付着する内閉鎖筋を剥がして反転させ
その穴を塞ぎました。
●口腔内処置
犬歯の抜けた大きな穴の整復も依頼がありました。
このままでは、食べたものが鼻から排出され
不快感が続くので併せて手術を行いました。
大きめのフラップを作成し穴を修復しました。
●10日後
抜糸の時が来ました。
便はすんなりと自力で排出できるようになり
飼い主さんから感動の言葉をいただきました。
術後管理を確実に確保するために
朝の5時から手術を始め5時間を要しましたが
幸い目覚めも良く翌日には帰宅できました。
徹底した疼痛管理を行なったものの
数日の痛みの絶え良く頑張ってくれました。
何もかも一度にまとめてするのではなく
もっと早期に対応できれば辛さも、痛みも半減したと思います。
皆さんもご注意ください。
便でてめでたしめでたし☺
豚さん来ました! [院長ブログ]
●花 ♀ 6ヶ月
爪切りに来院されましたが、特に切る部分はなく身体検査のみを行いました。
診察台に抱き上げる際には「ピキー、ピキー」と
虐待されているかのような大きな甲高い声で鳴きます(笑)。

健康の基本は他の動物と共通で
安心安全な水(地下水)、食事、塩、環境に気を付けて欲しいです。
明けましておめでとうございます! [院長ブログ]
新年あけましておめでとうございます!
昨年は私の目指すところの
未病の治療を施す余裕も時間もなく
急性感染症の治療に明け暮れた多忙な1年でした。
今年は一般国民が大覚醒することで
コロナ茶番劇から解放され
穏やかで過ごしやすい世に
移りかわっていくことを願っています。
飼い主さんあっての動物達ですので
どうかこれ以上のワクチン接種を避けて、元気に、そしてご無事でいてください。
1.ちなみにワクチン接種率は
厚生労働省職員10%
国会議員15%
医師20%
国民87%
2.死亡者数は
昨年は前年度と比べ20万人増です
東京大空襲並です。
3.厚労省は
「ワクチン接種はコロナの予防効果はありません」
と驚きの発言です。
4.PCR説明文書には
「人、動物の診断には使用しないでください」
と記載があります。
上記の4点だけでも
このワクチンの怪しさが分かります。
今年は皆様にとりまして
本当に良い「光」の年になりますように
職員一同心よりお祈り申し上げます。
令和5年 元旦










