院長コラム
神話を訪ねて 稲田(いなだ)神社 [院長コラム]
●稲田神社 島根県仁多郡奥出雲町稲原354
祭神は、クシナダヒメ。
スサノヲノミコトは、高天原を追放され肥の河上鳥髪の地、現在の鳥上(とりかみ)に降り立ちクシナダヒメと出逢いヤマタノオロチを退治しました。 その後、スサノヲノミコトの正妻となったクシナダヒメを祀った神社です。
クシナダヒメは足名椎命(アシナヅチ:父)、手名椎命(テナヅチ:母)の8人の娘の最後に残った娘で、ヤマタノオロチの生贄にされるところを、スサノヲノミコトにより助けられました。
●ゆかり庵
その社務所では、100%そば粉の手打ち蕎麦がいただけます。太目で歯ごたえがある蕎麦ですが、私の好みではありませんでした。しかし、地元の仁田米で握る「おむすび」は味わい深かったです。なんでも地元の水が美味しさを引き立てるそうです。
お気持ちに感謝! [院長コラム]
鹿児島県 新湯(しんゆ)温泉 [院長コラム]
●新燃岳
鹿児島中央駅から約1時間、雄大な新燃岳を右手に見ながら山間を進みます。この麓であれば「間違いなく期待できるぞ〜!?」と胸が膨らみます。
●新湯温泉 新燃荘
いかにも湯治場と言う雰囲気が漂っています。駐車場は既に満杯。入り口の看板に「30分以上入湯しないこと!」とあるのが気になりました。湯疲れするような重い湯なのでしょうか?
●露天
まず、目に入るのは綺麗な白色の湯を満たす露天風呂でした。一応、混浴になっていて、女性はタオルを巻いて入るらしいのですが、夜にならないと女性は入りにくいと感じました。湯温はたぶん39度、ゆっくり浸かることができました。
●内湯
白く変色した壁から熱めの源泉が流れ落ち、温度は41度ぐらいで入りやすい湯でした。女性の湯の隣に「治療湯」がありました。泉質は同じですが、湯船が3名で一杯になるサイズで温度は43度ぐらいで熱めです。地元のおじさんに「30分以内・・・」の看板の理由を尋ねると、長湯したお客が硫化水素で3名死亡したのだそうです。以降小屋の風通しが良くなり安全を確保するために30分と制限されたようです。それ以降、硫黄が臭わなくなったそうです。湯治客は皮膚病が多く、ここの湯でなければ治らない症例もあり、九州大学で研究されたとも聞きました。また、多い時には一日に約500人が来湯するそうです。
泉質 ★★★ 単純硫黄泉
接客 立ち寄りのため不明
料理 立ち寄りのため不明
効能 皮膚病、リュウマチ、高血圧、喘息、冷え症