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2018年02月07日(水)
冬の蚤アレルギー [News]
●rara 猫 16歳 ♀
「毛が抜ける」と来院されました。
●蚤アレルギー
以前は、冬に蚤のアレルギーによる皮膚病を見ることはありませんでしたが、数年前からこのような状態になりつつあります。対応は、身体のエネルギーを奪わないタイプの蚤駆除薬を選択します、そして、極力使用しないことが肝要です。なぜならば、甲殻類(蚤、ダニなどの甲羅を持つ生物)にしか効果がないと説明されていますが、蚤が死んでしまうような化学物質が体に良い訳がない(笑)と考えるからです。
●診断と治療
診断は、臨床症状(腰背部の脱毛、突然振り返って皮膚を噛み付く)と蚤の糞の存在です。蚤取り櫛で採取した糞の特徴は、「J」に湾曲している、水分を含ませると血液がにじんでくる特徴があります。多頭飼育している場合には、同時に蚤の駆除を行う必要があります、繰り返して申し上げますが、蚤が居ないのにノミ駆除薬を予防的に安易に使用することは避けましょう!
11時59分