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2020年03月25日(水)
犬の肝臓の変性 [News]
●ヨークシャーテリア ♀ 8歳 ラム
紹介でイオレゾナンス(生体共鳴)測定を希望されて来院されました。
既往歴は「昨年から軟便があり、プレドニゾロンを長期に飲んでおり現在は良便である」でした。
初回の結果は以下でした。
*経絡の障害
*電磁波障害
*著しい酸化
*有害物質の汚染
*エストロゲン過多
*炭水化/蛋白質代謝障害
*松果体障害
*アミノ酸の不足
*ミトコンドリア障害
*大腸異常
早速、有害物質の中和、電磁波対策、インスリン抵抗性、エストロゲン過多、大腸障害の修復を始めました。
●1ヶ月後
左の眼の下が膨らみ、その後、破裂して穴が開き急遽来院されました。
原因は、根尖部膿瘍です、麻酔下で抜歯の必要があるので血液検査を行いました。
異常値は、急性炎症(CRP)マーカーが上昇>7.0mg/dl、低血糖51mg/dl・低アルブミン血症2.1mg/dlでした、他に異常はありません。
低蛋白の原因は、
@腸の異常(吸収、漏出)
A飢餓
B肝臓の異常(合成)
C腎臓の異常(排出)です。
肝酵素は血液検査は正常値でしたが、バイオレゾナンス測定では「肝の変性」が見つかりました、膵臓、小腸は正常により肝臓のケアーを中心に治療を開始しました。
麻酔下における歯科治療は慎重を期して、肝臓を修復、強化し*ALBが復帰するまで延期することにしました。
*ALBとは?
肝臓で合成される蛋白質です。肝機能障害があると生成能が低下します。
血液検査と食欲正常から思い当る臓器が浮かびませんが、血糖値が低いことから、副腎、肝、膵臓をリストアップし、バイオオレゾナンス(生体共鳴)測定で調べてみることにしました。
前回に加えて以下の項目に異常がありました。
*細菌感染
*リボソーム障害
*レプチン抵抗
*肝変性
ここで、飼い主さんから
「過去にALBはずっと低くて正常値になったことがなかった・・・・。」と聞かされました。
●4か月後
1ヶ月おきの検査結果は以下でした。
*ALB(mg/dl):2.1⇒2.3⇒2.5⇒2.8
*GLu(mg/dl):59⇒81⇒107⇒105
周波数測定結果
*肝変性正常
*炭水化物・蛋白質代謝障正常
*ミトコンドリア、リボソーム正常
*レプチン抵抗性正常
*松果体正常
*大腸障害軽度
来月には麻酔下で歯科処置を行います。
12時05分