広島県呉市「石崎動物病院」

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2020年05月10日(日)

若齢犬の骨折 [News]

●ヴォル プーチー 4ヵ月 1.6s
骨折例を他院よりご紹介いただきました。
転送いただいたレントゲン写真では明らかに前肢(橈骨、尺骨)の骨折です。

手術法は以下からの選択になります。
@プレート固定
A創外固定
Bギブス固定

画像(330x160)・拡大画像(394x192)

1本の骨折であれば、年齢的にギブス固定を選択しますが、
2本折れているので@およびAになります。

画像(330x138)・拡大画像(406x170)

しかし、遠位部骨折でないこと、
骨幅がが3mm以下で
ネジおよびピンの穴により2次骨折を警戒して敢えてギブス固定を選択しました。

画像(330x251)・拡大画像(400x305)

●2週間後
ギブスのズレも無く、肢軸もまあまあ、
既に尺骨(下の骨)は融合していました。

画像(330x203)・拡大画像(515x318)
画像(330x164)・拡大画像(514x256)

肘の角度を変え、ギブスを軽いものに変更しました。
2週間後にはギブスを外す予定です。

画像(330x288)・拡大画像(436x381)

●4週間後
無事にギブスが外れました。
後は徐々にリハビリしながら、固まった関節をほぐします。

画像(330x131)・拡大画像(491x195)
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17時39分


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