広島県呉市「石崎動物病院」

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2020年12月16日(水)

犬の脱毛 [News]

●ポポ ポメラニアン 13歳 ♂
腰と背中の脱毛が発生しました。

昔々、ポメラニアンの脱毛はホルモン失調と言われていましたが、
私は視点を変えて腸のケアーに力を注ぎました。

バイオレゾナンス測定は以下でした。
*腸内細菌叢の乱れ
*カビ(T.G)の存在
*大腸障害
*カビ毒重度
*ミネラル不足大

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見事にはげあがり脱毛と色素沈着が目立ちます。

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●2か月後
色素沈着が薄くなり、頭側が少しずつ生えてきました。
まだまだ時間が掛かりますが、
腸を整えて完治を目指します!

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続く

●腸は全ての元の元
最近、巷では「腸活」と言うフレーズをよく耳にしますが、
生物の発生から考察すると体の臓器は腸が一番最初に創られ、
腸だけで生活していたのです。
そして、進化につれて細やかな機能が必要となり、脳、心臓、肝臓、腎臓などの臓器が発生したのです。
よって、身体は腸なしには語れない訳です。

さて、その元の元である「腸を整えるにはどうすべきか?」ですが、
分かりやすく木に例えると、腸は根の部分にあたります
根を育てるには、土が良くなければなりません、
また、温度環境、水の与え方なども重要な要素になります。

我々の生活に当てはめると
@食事 A住環境 B水 などになります。

●腸内細菌の存在
さらに根っこには共生しながら我々を支えてくれる、
いえ、くださっている腸内細菌が存在します。
この腸内細菌の存在なくしては我々は長くは生きられません。
腸内細菌は体の一部ではありますが免疫細胞、臓器などの「部下」
としての存在ではなく「仲間」である意識が必要になります。
彼らは身体では作れない、酵素、ビタミン、ホルモンを作ってくれるのです。

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見えないところで、何一つ文句を言うことなく献身的に休みなく働いている仲間におもいをはせて大切にしなければなりません。遠い未来に病気が発生してしまいます。腸漏れが激しければ近い将来に病が訪れます。腸漏れが始まれば全ての上皮細胞間が緩み漏れがいたるところで発生します。

●西洋医学の薬を使わない理由
西洋医学の薬は化学物質です。
体は自然な物は受け入れますが、不自然な人工物は異物
つまり敵と見なして攻撃を開始してしまうのです。
それを副作用と呼びます。
つまり西洋医学の説明文書に様々な副作用が記載していあるのは、
身体の拒絶反応なのです。
勿論、薬膳、漢方薬も量を間違えれば副作用が発生しますが
異物として敵対して炎症を起こす訳ではありません。

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お腹の中は目に見えませんが、異物(薬、農薬、ホルモン剤などの化学物質)入れると少なからず炎症を発生してしまいます、その炎症が腸内細菌達に影響が及び住みにくい環境に変化します、また、炎症が著しくなる、あるはカビが蔓延ることで腸管上皮細胞の結合が緩めば、異物が血液に乗って各部位へ運ばれ炎症を発生してしまうのです。

20時33分


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