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2021年03月05日(金)
猫の慢性腎不全 [News]
●すず 三毛 ♀ 20歳
「食欲全くなし、寒くなり全く動かない・・・。」主訴で
7年振りに来院されました。
脱水が著しく、痩せて栄養状態が重度に悪化していました。
血液検査は慢性腎不全(BUN.CRE,Na,Tp)を表す数値が高値でした。
幸い貧血、リンの上昇はなく他も正常でした。
飼い主さんは、あきらめムードで
「年齢ゆえに期待をせず脱水を補う水分補給のみ」を希望されました。
翌日から食欲が出現、
積極的な治療に切り替えることなりました。
バイオレゾナンス測定では
*腎不全×
*アレルギー×
*病原体(大腸内カビ)×
*細胞膜障害×
数日間の水分補給の継続と薬膳処方を行いました。
●3ヵ月後
2.0sの体重が2.3sに増加。
食欲、元気あり。
最近は自己主張が強くなってうるさくなってきたそうです(笑)。
「これから、問題点をじっくりと修復して25歳まで頑張りましょう!」
とお伝えしました。
猫の腎不全の原因は病原体であることがしばしばあります。
早い段階で薬膳で病原体を叩くことで重症化を防ぐことが可能です。
そして、必要です。
しっかりとした作品(病気)が完成する前に、未病である初期の初期段階で
原因除去を行うことが肝要です。
元気食欲があり血液検査などの各種検査で異常がなくとも
病気の物語は始まっています。
バイオレゾナンス(共鳴)測定で未病の未病を発見して
早期の早期で手当てを行うことをお勧めします。
続く・・・・。
15時07分