広島県呉市「石崎動物病院」

動物に優しく思いやりのある診療をモットーに

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2024年12月18日(水)

生体防御機能について [News]

●実に良くできた仕組
体は自らを守るために
幾重にも防御機能を備えています

@臭い、味覚、(視覚、経験)
 まずは臭いを嗅いで食べれるものか 
 食べれないものかを判断する
 次に味覚で判断し、異常を感じれば吐き出す。

A嘔吐、下痢、咳、鼻汁
 身体にとって害あるものであれば
 個々の部位で体外へ排出させる。

B粘膜
 粘膜上は粘液に覆われ、物理的に病原体の侵入を防ぐ
 また、その粘膜内には抗体が存在し
 いち早く抗体(ミサイル)で攻撃し排除する。

上記のバリアを突破された場合には
 以下のシステムが働きます。

C自然免疫:白血球の活躍
 *TLR(ツールライクリセプター)
  敵を認識しマクロファージ(貪食細胞)を活性化する。
 *貪食
  マクロファージ、好中球が直に食べる。
 *直接攻撃
  ナチュラルキラー細胞が直に攻撃に入る。

D獲得免疫:白血球の活躍
 *情報伝達
  樹上細胞による獲物情報をリンパ節で伝え
  ヘルパーT細胞とキラーT細胞を活性化する。
 *ヘルパーT細胞
  B細胞、マクロファージを活性化する
  B細胞は抗体を産生する。
 *キラーT細胞
  敵を集中的に攻撃する。

●食事の影響
体は歴史と経験により
惚れ惚れするような生き残り防御システムを要し
白血球は死をも恐れず身を挺して
日夜 病原体、異物を攻撃、排除しています
が・・・・。

自らがそのシステムを破壊する行為を行ってはいけません。
然しながら現代社会は毒だらけであり
その影響でセンサーが破壊され
平気で毒に食らいつくように変貌してしまいました。


その防衛システムが壊れる主たる要因
@化学物質(農薬、添加物、除草剤)の摂取
 食事に含まれる化学物質により粘膜
 その下に位置する上皮細胞の破壊が起こる
 薬も化学物質であることを理解する。

A小麦の摂取
 小麦により上皮細胞間が開き
 病原体、異物が侵入しやすい状況を招く。
 遺伝子組み換え小麦は特に悪し。

B水道水の摂取
 多種多様な病原体、化学物質と重金属を体に招き入れることで、
 免疫群が多忙となり疲弊を招く。

C食べ過ぎ
 飽食に耐える準備はなし
 食は腹8分目とすること。
 可能であれば空腹時間(>16時間)を設けること。

●反省と覚醒
目に見えない、感じることができない下で
体のシステムは大変な苦労を強いられ
健康を維持しようと休みなく尽力しています。

特に現代社会は、免疫群にとって過酷な日々になります
逆に病原体にとっては住みやすい環境になりました。

現在は2人に1人が癌になる時代です
原因は汚染された食事(添加物、重金属、農薬など)が
体を酸化させることで
病源体にとって住み心地良い環境となり、彼らは勢いづきます。

日本は世界で一番多くの添加物の種類を認め
国民を病気に導く種が
信じがたいほど 
あれこれと撒かれています。

成分表示を理解できる知識は
現代社会では必須条件です
或いはその毒性成分を
解毒する処置を身につけておかなければなりません。

人の世界と同じく
動物の食品業界も汚染が著しく
よほど気を付けなければ
人間以上に汚染が進みます。

免疫群の苦労に感謝し
食べ物、水などに注意するだけで
病気の予防処置となります。

過の偉大な生物学者、医学博士である千島喜久雄先生は
身体は食べ物でできている
消化された食べ物が
腸の絨毛で赤血球になり
その赤血球が白血球に変化し
白血球が組織になる

血が汚れると 当然、組織も汚れる
病源体は喜ぶ!


動物も人も
気(精神)血(食)動(運動)を意識すべし!ですネ。
併せて薬(石油製品)を飲まないこと!につきます。

05時26分


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