広島県呉市「石崎動物病院」

動物に優しく思いやりのある診療をモットーに

News

RSS1.0


2024年12月22日(日)

犬の難治性慢性外耳炎 [News]

●マルチーズ 12歳 セナ ♂
内耳炎で2年間以上にわたり治療を受け
悪化の一途をたどるため
セカンドオピニオンとして来院されました
性格は非常に怖がりでした。

今までの治療は
西洋医学の通例で
ステロイドと抗生剤で行われていました。

画像(314x226)

耳は解剖学的な位置ににより
炎症産物が排出されにくい構造になっています
故に慢性化するとなかなか治りにくい場所でもあります。

私の治療方針である「元を断つ!」
内耳炎の炎症の元であり
真の原因である病原体の排除を中心に進めました。

併せて以下も手がけました
*細胞膜修復
*糖代謝改善
*樹状・NK細胞活性化
*ヘルパーT細胞正常化
*リーキーガット修繕
*大腸 カビ排除
*小腸 パネート細胞、幹細胞修復
*粘膜修復
*有害物質排除
*食事、水の変更
*電磁波対策
*心のケア

●3年の歳月
この度、ようやく治癒に成功しました!

上記の通り
食事と水を変更し環境を改善し心を整え
病源体が侵入する原因である
第1次防御ラインの粘膜障害などを修復し
免疫群を強化することも実施しました。

10年前の私であれば
耳道切除術を実施していたところでしたが・・・。

辛抱強く前向きに治療に付き合ってくださいました。

山あり谷ありの3年間でしたが
難敵はカビにありました。
ご存じの様に
カビは至る所に根を下ろし
一筋縄では排除することができません。

カビを一掃できるような化学物質では
本体の自身の体に害が及びます。

画像(330x218)・拡大画像(472x313)

体に負担の無い 自然のものでできている
薬膳、レメディーを
波動測定で選別し処方しました。

寄生虫を排除する中、細菌感染を繰り返し
最終的に残ったのがカビでした。
この炎症にステロイドを使用して
白血球の攻撃を抑えることは、見かけ上は良くなったようにみえますが
実は病原体を暴走させる準備でもあります。
また、抗生剤を漫然と使用すれば
優秀な細菌はカプセルの中に一時的に閉じこもったり
抗生剤抵抗性の遺伝子を次世代に伝達して生き残ります。

●感動、感謝
この度、難攻不落のカビ退治に成功し
めでたく、目出度くも
臭い、痛みの無い生活に5年ぶりに復帰することができました!
飼い主さんの笑顔を本当に嬉しく思います。

そして、何より
先の2年間の治療を越えて3年以上も
ひたすら私の治療に付いて来ていただいたことに
心より感謝申し上げます。☺☺☺

18時28分


ページのトップへ

  • お問い合わせ
  • スタッフ募集
  • 石崎動物病院の日々

検索

キーワードリスト

最近の記事

リンク集

powered by a-blog

[Login]