院長コラム
2008年11月03日(月)
整形外科学セミナー [院長コラム]
今日(11月3日)は、岡山で麻酔外科学会主催のセミナーが開催されました。
講師は、コロラド大学整形外科学教授、Dr.エッガーです。
この先生とは、福岡のセミナーで7年程前にお会いしていますが、整形外科では、世界的に有名なスペシャリストです。今回も基本的なお話と、刺激的なお話をいただき、有意義な一日を過ごすことができました。
<講義内容>
●外固定の基礎と実際
●創外固定の応用
●上腕骨骨折整復法
7年前のDr.エガーの実習時のモデルです。
モデルの足は、下肢骨(大腿骨の下の骨)です。
骨折部位を上下にはさんで、ピンを最低3本づつ刺入し、アクリルチューブで固定する方法です。これを、創外固定術と言います。
利点は、骨折部位を切開しないので、組織のダメージが少なく、痛みも少なく、治癒が早まります。
私は、コロラド大学へ3回研修に行きましたが、空気がおいしく緑いっぱいに囲まれた大学周辺は、じっくりと勉強するには、もってこいの環境でした。いずれ、時間をいただき、じっくりと研修の旅に出たいものです。
大学周辺には、日本人の方が営業している「ニモ」というお寿司屋さんがあり、味もなかなかでした。ネタは、ニューヨーク、サンフランシスコから取り寄せると聞きました。そうそう、サンフランシスコ米で出来たお酒は、特に美味しかったです!価格は、少々高かったですが、アメリカンフードが合わない私にとって、救いのお店でした。
09時54分