院長コラム
2009年06月11日(木)
腫瘍内科学 [院長コラム]
今回は、コロラド大学から獣医腫瘍科准教授のLana先生が来日され、2日間の講習を受講しました。
コロラド大学の腫瘍科は、アメリカでもトップクラスであり、過去にも多くの専門医が来日されています。私も過去にこの大学を2回訪れ講習を受けたことがありますが、国立公園がそばにあり、自然に恵まれた、安全で、のどかな住みよい町でありました。
講習内容は、我々が臨床で遭遇する機会の多い
■リンパ腫
■白血病
■肥満細胞腫
■化学療法剤とその使用方法
・・・などでした。
化学療法は、癌細胞だけでなく、正常細胞も攻撃しますから、作用機序、副作用、特性などを熟知し、個々の患者さんに合わせながら慎重に処方しなければなりません。
だから、私は、化学療法がどうも好きになれませんでした。しかし、数多くの症例を経験された先生の話は、説得力がありました。先生の連絡先をお聞きしましたので、アドバイスをいただきながら、皆さまのお役に立てればと思います!
とても良いご縁と有意義な2日間でした。 Toshi
22時57分