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2009年09月11日(金)
ホクロと見間違うダニの寄生! [News]
●正式名 マダニ
一般的にダニと呼ばれる寄生虫です。日本では主に6種類のマダニが認められます。血液を吸うことで色づき、大きく拡大します。突然「ホクロの様なできものができてしまった!」と来院されることがあります。特に草むらへ散歩へ行くとくっついてしまいます。もし、ダニが見つかったならば、急いで引っ張って取る様なことはせずに、まずは冷静になって、ダニをつかんで(怖くなければ手でも良い)一方方向に回転させながら外します。外すとは、口が皮膚に噛んでいて、安易に引き離すと口だけがその場に残ってしい、炎症を引き起こします。ですから、回転が大事!病院に来られれば、一度ご教授しながら取り方をお見せしますが、何よりダニのつく環境であれば、ダニ駆除薬(必ず病院用)をつけること。そして、その環境にできるだけ近寄せないということが肝要です。
広島県内では、非常に少ないですが、隣の県ではダニによる血液の寄生虫で命にかかわる大きな病気になってしまうことがあるので、注意が必要です。
ちなみに、右の小さなダニが血液を吸うと、上の大きなダニに変身するのです。
●処置
病院のダニ駆除薬を使用してください。首の後ろに滴下するタイプをお勧めしています、その効果は約1か月持続します。安全性は確保されていますが、できることならば、駆除薬を使用しないに越したことはないのです。しかし、土の上を歩く散歩(草むら)を犠牲にする方が良いか?ダニ駆除薬をつけない方が良いか?難しい判断になりますネ。
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22時00分