院長コラム
2010年01月09日(土)
大分県 「竹瓦温泉」 [院長コラム]
●竹瓦温泉
別府の町中にある、明治に造られた古い由緒ある共同温泉です。駐車場が無いので近くのコインパーキングを利用して、この飲食店を抜けると彼の有名な竹瓦温泉に突き当ります。
●で、で、で出た!
道後温泉本館を思わせる、立派な重みのある玄関にまずは感動!「おお〜。これは、期待できるぞー!」と古いたたずまいを味わっていざ中へ。
●番台
室内は、これまた味のある作りで、タイムスリップした様で思わず見とれてしまいます。ここには「砂湯体験」を目的に来ましたので1,050円を払って申し込みをしました。しかし、そう簡単には入れず、順番を待ち、さらに、注意事項を聞いて(内容に問題のある人;飲酒、風呂で尿をする人など)入湯に備えます。
●砂かけさん
「お願いします〜。」数名の砂かけさんが待つ室内へ入りました。砂かけ姉さん、そして、これぞ砂かけ婆(失礼。)という方々が鍬を持って笑顔で待ち構えていました。
●恐怖の砂湯
まずは、砂のベットに体を横たえます。そして、徐々に周囲から砂をかけてもらうのですが、この砂、結構重い。内心このまま埋められるのでは!?との恐怖に怯えながら・・・・特に胸に載せられてからは身動きが利かず、余計に恐怖感が増します。しかし、気を落ち着かせて心静かに「空」の境地に入りつつあった瞬間「お疲れ様でした。どうでしたか?初めての体験は?」・・・・「あれ、あれれ?もう終わり。体も温まってないし、汗も出てないし、ようやく無心になれたのに・・・・。」何と中途半端な、わずか15分間の恐怖の砂湯体験でした。
●上がり湯
僅か15分の恐ろしかった砂湯を後にし、浴衣に着いた砂を砂湯入口のシャワーで落とし、不満を残しながら、その横にある「上がり湯」に浸かりました。「おおー!これは効く〜!」少し熱めですが、この上がり湯の体に感じる質感がなんとも心地良いのです。砂湯に1,050円も支払った救いを感じました。この体験を生かし、次に訪れた時には、砂湯でなく反対に位置する一般の湯船(100円)に入りたいと思いました!
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08時45分