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2010年08月17日(火)
猫の熱射病 [News]
●熱射病
熱射病は、主に犬を中心に発生します。日中の熱い中を散歩したり、熱い室内、車内に放置したり、海へ連れていったりすることで体温が上昇し、しばしば死にいたる病気です。
●お盆中の出来事
カイル、メインクーン♂
ケージに入れて玄関先に放置していたら、口を開けて「ハアハア」する状態。体を触るとやけにあついので、あわててご連絡いただきました。この度は、発見が早く体温は、40.5度。早速、水に濡らしたタオルで包みこみ、少し冷やした点滴を始めました。ここでの重要ポイントは、体温を下げてやることです。しかし、決して冷やし過ぎないことが大切です。余りに冷たい対応をすると血管が収縮してかえって体温が下がらなくなり、また、心臓にも負荷がかかってしまうからです。
●1時間後
約1時間で正常体温に戻ったので、タオルと点滴を外しました。そして、夕方まで点滴を続けました。飼い主さんは、名古屋から帰省中でした。今回は、初期段階で連絡いただけたので、大事にいたらずに済みました。
これを教訓に、毛皮を脱げない、汗をかけない彼らにさらなるご注意をお願いします。
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12時55分