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2011年04月02日(土)
輪ゴムは使用してはいけません! [News]
●化膿処置 ミキ 1歳 ♂
ミキちゃんのケースは、踵を咬まれて腫れ上がり、いつまでたっても治らないと来院されました。
関節部分の化膿でした。数か所咬まれてスペースが沢山できていたので、チューブを固定して排液を行いました。
●自宅治療の副作用
排液を吸収するため、傷を保護するためにバンテージを行いますが、舐めたり、振ったりすればそのバンテージが取れてしまうことがあります。
もし、自宅で取れてしまった場合には、同じ様に被っていただくことは良いのですが、伸縮包帯でしめたり、今回の様に輪ゴムで止めては絶対にいけません!飼い主さんは、ズレの防止として膝下を輪ゴムで止めていたために、3倍にも腫れ上がってしまったのです。下の反対側の健康肢と比較すると腫れの程度が分かります。
幸い著しい浮腫で来院されましたが、長期に放置すると壊死して断脚しなければいけない状況に陥ってしまうこともあります。くれぐれも自宅での治療には気を付けましょう!
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10時56分