広島県呉市「石崎動物病院」

動物に優しく思いやりのある診療をモットーに

News

RSS1.0


犬のマイコプラズマ性副鼻腔炎と肺炎 [News]

●ラブ 3ヶ月 ♀ ホワイト・シェパード
「3日前からクシャミ、鼻水、ゼイゼイする。」主訴で来院されました。
元気、食欲あり。
両側の鼻から膿性鼻汁(黄色右の矢印)あり。
その他身体検査は上記の鼻汁以外なし。
体温38.8度(正常)。

画像(330x236)・拡大画像(518x372)

●犬の風邪
年齢から考察し「犬の風邪」をリストアップしました。
弱年齢で風邪様症状(ケンネルコフ)を示す原因医は以下があります。
@ボルデテラ
Aアデノウイルス
Bパラインフルエンザ
Cマイコプラズマ など

●周波数測定
だ液による周波数測定を行いました。
*ジステンパー〇
*大腸〇
*細胞膜〇
*アデノウイルス〇
*パラインフルエンザ〇
*ボルデテラ〇
*マイコプラズマ×
*副鼻腔×
*肺×

●治療
上記の結果より、
マイコプラズマ性副鼻腔炎、肺炎を想定しバイオレゾナンス測定により
相性のあう薬膳を選択しました。


関連タグ :

  一記事表示

バイオレゾナンス 猫のリンパ腫 [News]

●さくら ♀ 日本猫 2歳
「リンパが腫れてきた、喉を触ったり、えづく様になった」と聞きます。

バイオレゾナンス測定結果は以下でした。
*腸内フローラの異常
*トルロプス属グラブラータ(カビ)
*ヘルペスウイルス
*白血病ウイルス

右下顎リンパ節が卵大に腫れあがっています、
残念ながら恐れて穿刺はさせてくれません。
感染症も考慮しましたが、細菌感染の関与はありませんでした。

上記の結果から薬膳と乳酸菌を処方しました。

画像(284x222)

●約2ヶ月後
卵大に拡大したリンパ節は正常に復しました。
一次期は食事を摂ること難しくなり焦りましたが、
薬膳処方を変更して効果が出ました。

バイオレゾナンス測定を行っていると
多くの病気に「腸漏れ」が関与していることがわかります。

●腸漏れ
腸漏れは「リーキーガット」とも呼びますが、
消化管から入ってはいけないものが侵入してしまい病気の元になる原因です。
多くの病気にこの原因が関与していると考えています。

画像(308x280)

そもそも腸に炎症がおこり腸管上皮細胞間の結合(タイトジャンクション)
が破れることが病気の始まりです、

それは以下の原因で起こります。
@抗生剤投与によるカビの繁殖
A小麦に含まれるグルテンなどの消化しにくい蛋白質による炎症
B乳製品と同じくカゼインなどによる炎症
C薬、添加物、農薬、遺伝子組み換え食材、重金属などの毒による炎症
G心の問題により腸管の血行が悪化、胃酸分泌が低下による腸内細菌の
バランス不均衡

●予防のポイント
1)西洋医学の薬は使用しない!
特に抗生物質はどうしても必要な時だけに使用する。
使用しなければいけない場合は乳酸菌と同時に投与する。
※残念ながら抗生物質の短期使用でも、一部の菌を失い再生までに時間を要し
腸内細菌の多様性の減退が見られます。
2)小麦の入ったフードは与えない。
3)農薬、化学物質の入ったフードは与えない。
4)遺伝子組み換え食材で構成されるフードは与えない。
5)牛乳、水道水を飲まさない。

目に見えない故気づかないうちに炎症が進みます。
ご注意ください。

  一記事表示

薬膳の変更について [News]

●薬膳の変更について
ときどき飼い主さんから「薬がよく変わる」とご指摘をうけることがあります。

今回はその理由を説明したいと思います。
身体には電気が流れ常に一定量ではなく天びんに例えればプラスとマイナスが
左右に傾き揺れ動きながら変化しています。
実は、「病は気から」の「気」は「電気の気」
そして、病気は「電気の通電障害」なのです。

日々の環境(風、湿度、温度、食事、内外ストレスなど)により常に
(+)(-)で動き続けているのが生命体の特徴であり
東洋医学ではその状況を「陰、陽、中庸」に分類し中医診断の
重要な一部になります。

画像(330x222)・拡大画像(483x326)

●陰陽と病気の成り立ち
陰は(-)、陽は(+)、中庸は(+/-)とされ、周辺環境の(+)と(-)電気の影響で体は様々に変化します。

簡単に例えれば
@馬肉は(-)鶏肉は(+)
身体が冷えていれば鶏肉、熱をもてば馬肉を食すべきです。

Aグラム陽性菌(+)グラム陰性菌(-)寄生虫(+)
グラム陽性菌と寄生虫には陰の薬剤を、陰性菌には陽の薬剤を

B一般的に夏(+)にリンゴ(+)を食べない、冬(-)にスイカ(-)を食べない。

C捻挫をした際には、馬肉(-)を用いて患部の炎症(+)を取り去る。

D血管内皮細胞は(-)赤血球(-)。
上記の関係は動脈硬化の成り立ちで説明がつきます。
酸化ストレスにさらされたLDLコレステロールが(+)に変化し、(-)に帯電している血管内皮細胞に引き寄せられて張り付きます。
そして、その内皮細胞の下にもぐり込んだ酸化コレステロールをお掃除係のマクロファージ(-)が集結し、バクバクと酸化コレステロールを食べまくります。お腹いっぱいに膨れ上がったマクロファージが集って膨らみ血管内腔の狭窄が始まります。
さらに膨れ上がった隙間から飛び出したマクロファージに血小板(-)がまとわりついて塊(血栓)を形成します。
やがて、その塊が飛んで末梢に詰まると脳梗塞、心筋梗塞が出来上がります。

画像(330x168)・拡大画像(561x287)

●体の電極は常に変化する
飼い主さんが気づくほどに動物の症状が出た頃には、身体を天びんに例えるとそのバランスは既に大きく傾いた状況にあります。
健康であることは、左右のバランスが取れた安定した真ん中である中庸(+/-)のポジションであることを言います。

私がしきりに未病での治療をお勧めする理由は、
外見からは判断できない(+)(-)の傾いた変化を早期に見つけ出し
中庸(+/-)のバランスのとれた状態に戻すことにあります。

画像(330x262)・拡大画像(413x329)

軽度の傾きであれば元の中庸に戻すことはたやすいのですが、病気と言う大きく傾斜した状態では元に戻すことは容易ではありません、
特に何年も時間をかけて作り上げた完成作品は時として元に戻すことができない場合があります。さらには、長期に薬を併用していると細胞膜のレセプターが目詰まりを起こし電動障害を強く起こし薬膳の効きが悪い状況に陥ってしまっています。

「バイオレゾナンス(生体共鳴)測定で未病を発見しょう!」
生体共鳴測定を行うと未病を察知できます。眼に見えない部分の測定を行うので半信半疑で戸惑いますが、私がドイツ振動医学推進協会認定セラピスの資格を取得し本格的に生体共鳴測定を始めて6年にもなると当たり前に受け入れてくださる飼い主さんが増えてきました(喜)。
そして、その結果も出ています。

画像(330x175)・拡大画像(631x336)

●毎回の体の状態に合わせて処方するのが正しい
前回処方した薬膳が測定結果によっては数日後に変更される、
あるいは、前回と同じ処方が継続することもあります。
流動的な体の状態が存在する故に前回と同じこともあれば、
異なることもあるのは当然です。
漫然と同じ薬膳が続く方がおかしい訳です。

周辺の環境要因により先週と今週、昨日と今日の状態は一様ではなく常に流れ動き変化しています。治療目標は、できるだけ真ん中のポジションである中庸(+/-)に寄せた安定状態に戻すことにあります。
その都度の測定にお時間を頂くこと
ご理解ご了承ください。

  一記事表示

過去の記事へ

ページのトップへ

症例検索キーワード

  • お問い合わせ
  • スタッフ募集
  • 石崎動物病院の日々

検索

最近の記事

リンク集

powered by a-blog

[Login]