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犬の肝細胞癌 [News]
●ゆき ♀ 柴犬 13歳
「急にお腹が大きくなったので、連れに来て欲しい」と連絡が入りました。
誰が見ても大きなお腹でした。
身体検査では、腹水感あり、乳腺腫瘍数か所、涙焼け、歯石(1+)でした。
フィラリアの予防はしていません。
●バイオレゾナンス測定
*犬糸状虫〇
*肝臓×
*肝細胞癌×
*T、グラブラータ(カビ)×
*胆嚢、膵臓〇
*ミネラル×
*大腸菌×
*食事と水の汚染×
●血液検査
血液検査の異常は肝胆道系酵素 ALT694(正常<250)のみの上昇でした。
●超音波検査
大量の腹水と肝臓組織の不整と不均一を認めました。
●治療方針
血液検査では軽微な異常でしたが、
バイオレゾナンス測定と超音波検査で
肝臓における悪性腫瘍(肝細胞癌)と仮診断しました。
食事改善、免疫増強、抗病原体薬膳、腸内細菌のバランス調整計画を立てました。
続く
猫の視力障害 [News]
●リンコ ベンガル ♀ 2歳
「目が見えない様子?」
セカンドオピニオンとしてドクターの紹介で来院されました。
血液検査正常。
以前に比べ遊ばなくなり、直ぐに暗い場所へ行くそうです。
バイオレゾナンス測定では、
虹彩、視神経、網膜に異常がみられました。
●1年後
思考錯誤の日々でしたが粘り強く来院いただき
色々な問題点を解決しながら1年が経過しました。
視力はおおよそ回復し、時折見えにくそうな感があるだけだそうです。
現在も瞳孔は開き気味ですが、光に反応(対光反射)が
でてきました。
原因は腸漏れによる病原体の眼への侵入による
感染症が最も有力と思われます。
完全回復を目指して頑張ります!
関連タグ :
犬の中枢神経障害 ”脳漏れ症状” [News]
●パピオン ♂ パピ 10歳
「下を向いたまま、一点を見つめている」と3年ぶりに来院されました。
以前はアレルギー治療である減感作療法を行い、
その後痒みもなくなり調子が良くなり久しぶりの再会でした。
表情には覇気がなく、頭をうな垂れてほとんど動きません。
右目は涙の分泌が低下しドライアイとなり、
角膜が乾燥して色素沈着と目やにを伴っていました。
眼が揺れる眼振、くるくる回る旋回運動はありません。
血液検査は特に異常なし。
バイオレゾナンス測定では以下の異常が目立ちました。
*中枢障害×
*間脳×
*脳脊髄関門×
*髄液×
*病原体×
*腸内フローラ×
*大腸×
*ゴルジ体、リボソーム、リソゾーム×
これらは所謂、脳漏れ(Leaky Brain)状態です。
早速に薬膳と乳酸菌を選択して3週間分を処方しました。
●3週間後
「以前と同じように元気になった!」と報告を受けました。
確かに自らキャリーケースから出て来て尾を振ってくれます。
そして、うな垂れていた頭も「シャキッ」と上げています。
前回の重度項目は全て中程度に移行していました。
病原体はまだ存在しますので、
暫くの治療が必要と思われます。
根本治療である「腸漏れ」と「脳漏れ」の完全改善を目指して、
食事、環境、水に注意して頑張りましょう!
以前のページも参考にしてください。
「腸漏れによる犬の細菌性肝炎」
https://www.ishizaki-ah.jp/admin.php?ID=1296
「腸漏れによる犬の神経疾患」
https://www.ishizaki-ah.jp/admin.php?ID=1291