院長コラム
TV取材! 「旬感テレビ派」 広島テレビ [院長コラム]
今日は、広島テレビ「旬感テレビ派ッ」の関係者の方が取材に来られました。
馬場のぶえアナウンサーを直に拝見しましたが、綺麗で、清楚で、知的でした。
また、素晴らしい笑顔にプロを感じました。
内容は、「最先端医療」「インフォームドコンセント」「獣医選び」「どうして獣医になったか」「獣医師として一番大切にしていること」など約2時間の取材でした。
私は、なかなか馬場さんと目が合わせられずに、不覚にも緊張してしまいました。残念。
(できる事ならば、もう一度、取り直して欲しい・・・。) Toshi
馬場さんから「一期一会」と「始まりが半分」のお言葉を頂戴しました。
始まりが半分とは、韓国の言葉で、「一歩を踏み出した時点で、既に半分に到達している。まずは、躊躇せずに始めなさい!」という意味だそうです。また、新たな事にトライする勇気をいただきました。
新刊のご案内 [院長コラム]
●12月中旬、吉日。
一般向け獣医選びの新刊が発売されました!僭越ながら私は、「スペシャリスト」として選んでいただきました。「スペシャリスト」という呼称は、人間または、アメリカの獣医師の表現とはことなり、全般的に内科診療、外科手術をこなし、さらに得意分野を持つことを意味しています。人間、アメリカの専門医と比較すれば、まだまだ浅いですが、引き続き頑張ります!
●犬、猫の実力獣医師 43人
この様なボリュウムのある内容をまとめるには、多大な時間とご苦労があったと思います。担当者の方には、何度も足を運んでいただき、有難うございました。
当院の特色、ポリシーを簡潔にまとめていただき、分かりやすい内容になっています。
特に、腹腔鏡検査、腹腔鏡外科、歯科、一般外科、整形外科、皮膚科診療、東洋医学療法を取り上げていただきました。
●信頼できる動物病院 200
●頼りになる犬猫の先生 351人
過去にも紹介いただきましたが、
今回が一番ボリュウムがあり、
読み応えがありました。
今後ともタイトルに恥じないように精進し、皆さまのお役に立てるように頑張りま〜す!
Toshi
水の話 [院長コラム]
●バーチャルウオーターとは?
先日、ロータリークラブにて、広島の宮田洋子さんをお招きして「水の話」についてご講演いただきました。とても、印象的だったので、内容をかいつまんでご紹介します。
バーチャルウォーターとは、食料消費国において、もし、その輸入食料を生産するとしたら、どのぐらい水が必要かを推定したものだそうです。
例えば、1kgのトウモロコシを生産するには、灌漑用水として1,800ℓの水が必要です。また、牛はこうした穀物を大量に消費しながら育つため、牛肉1kgを生産するには、その約20,000倍もの水が必要となります。つまり、日本は海外から食料を輸入することによって、その生産に必要な分だけ自国の水を使わないで済んいる、言い換えれば、食料の輸入は、形を変えて水を輸入していることと言えます。
日本人の1日の水の使用量は、320ℓです。他国と比べるとこの量は、果てしなく多く、ちなみに、砂漠の遊牧民の一日の使用量は5ℓ。中国の農村では、24ℓ。この24ℓは、日本人が、歯磨きの時に水道水を、垂れ流す量に匹敵するそうです。この農村では、顔をあらった水で、食器を洗い、その水を家畜に飲ませるそうです。
このように、水に恵まれた日本では、ピンとこない話ですが、国民皆が意識して、水のありがたさを感じ取り、もっと、もっと常日頃から大切にしなけならないと思います。また、他国から食物を輸入することは、水を多量に輸入していることと等しく、水の少ない国の人々を苦しめていることも認識しなければなりません。
我々の多くの食べ残しにも多くの水分が含まれ、無駄に廃棄されていることは、水を多量に捨てていることにつながります。早く、その事実に気づき、真剣に取り組まなければならないと思うと共に、とても恥ずかしく感じました。
宮田さん!貴重なお話を有難うございました。