広島県呉市「石崎動物病院」

動物に優しく思いやりのある診療をモットーに

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運(糞)が良かったのか、悪かったのか? [院長ブログ]

●ココア ♀ 3歳 ウサギ
5日前から、元気がなく、食欲も落ちてきた。
ずっと寝ていることが多い。
痩せてきた気がする。
・・・との病歴でした。

●ウサちゃんは、、胃の停滞、イレウス、とがった奥歯が、舌を傷つけて食欲がなくなることが多いのですが、どうも今回は、違うようです。

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●身体検査を進めると・・・あらら、お尻にこんな大きな糞塊がありました!

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●これは、便が長期に渡り化石の様に堆積していたことが想像されます。
皮膚を切らないように、慎重に鋏をつかって、糞塊を除去しました。切除した皮膚は、著しい炎症と肛門周囲に感染が発生していました。

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●爪も伸び放題。
飼い主さんは、もっともっと動物の体を頭から肛門まで、触ったり、見たりしなければいけないことが分かります。食欲がなくなるまで、気づけないことが残念です。
しかし、今回のケース、決して珍しくないのです!

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●糞塊と伸びた爪の残骸。

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●7日後の状態です。
炎症もなくなり、感染もほぼ落ち着きました。

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●運(糞)が良かったのか、悪かったのか?

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2週間目の写真です。すっかり良くなりました!

この度、糞(運)が着くことで、大変な状態になりましたが、処置後すぐに食欲がでて、14日後には患部もほぼ治りました。大変な目にあいまいたが、ご来院されたことで、肛門周囲が治っただけでなく、伸びきった爪も切ってもらえたし、今までの食事内容の間違いを改善できたしで、将来につながりました。

”やっぱり糞(運)が良かった良かった!”

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「よしずみ」改名、「いち」 [お仲間紹介]

●イチ ♂ 4歳 チワワ

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カットに行った後なので、天然パーマがめだちませんでした。

●性格
「やんちゃ!」小学生の弟といつも一緒にはしゃいでいる。

●特技
ジャンプ!
いつの日か、柵を飛び越えようとトレーニングを欠かさないので、大腿四頭筋群は、見事に発達している。

●エピソード
小さな時から、全身の毛がカールしていたので、ペットショップでは、「良純(よしずみ)」と呼ばれていた。他のチワワと違う毛並が気に入り「よしずみください!」と即決。
「イチ」と名がついたのは、小学生の弟がドラえもんに出てくるキャラクターから命名、姉は、「よしずみ」に最後までこだわった。

●飼い主さんから一言
「イチちゃん!」うるさい家族ですが、これからもヨロシクね。

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いや〜。私の気づかいも大変、大変。 [お仲間紹介]

●ロク  ♂ キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

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●性格
よく気がつく

●エピソード
小学1年生の孫に引きずり回され、しようがなく相手をしています。「子供は元気があり過ぎるから・・・おら〜、ホントは子供が苦手なんだよな〜」

激しい夫婦喧嘩の折には、仲裁にはいる。「夫婦喧嘩は、犬も食わぬというけど・・・喧嘩が始まるとソワソワするし、激しい時は見かねて仲裁にはいるけど、おら〜、ホントに疲れるんだよな〜」

●飼い主さんから一言
心臓が悪いのに、孫そして、私達の夫婦喧嘩まで面倒を見させてごめんね。夫婦仲良くやるので心配しないで、末長く元気でいてね!


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