角膜穿孔と脱皮 [院長ブログ]
●行方不明で帰宅。
目がぐちょぐちょでになっているので、吃驚して急いで来院されました。
今日は、目つき悪いですが、とって〜も優しい、すご〜く良い子です。
●角膜に大きな穴があき、フィブリン(線維素)でふさがっています。
●結膜弁も考慮しましたが、今回は、瞬膜を二つに割って、上下の瞼に固定しました。2週間後に抜糸予定です。なんいとか綺麗になります様に〜!
●目の状態もひどかったのですが、毛玉が凄く剥がすのが大変でした。
幸いとても良い子でしたので、麻酔もなく、こんな状態で毛皮を脱ぐことができました。まさに”見事な脱皮”です。
●眼の経過は、後日お知らせする予定です。
関連タグ :
また、やっちまった! [お仲間紹介]
交通事故??? [院長ブログ]
日本猫 しろ ♀
7日ぶりに帰宅。
足の皮膚は剥がれ落ち、右足首の骨折を伴っていました。
傷には、小さな砂が入りこんでいることから、交通事故が想像されます。
●骨が露出していましたが、レントゲン写真で、骨髄炎像がないので、まずは、傷を綺麗にする湿潤処置を先行しました。
●7日後の状態です。
再度、レントゲンで骨折部位を確認。7日前と比較して、骨の変位がないので、皮膚を寄せるための皮膚形成術のみを行いました。
また、アキレス腱周辺の皮下組織に硬縮があり、足が伸ばしにくくなっていましたので、切開を加え解除しました。
●皮膚を引っぱり、露出した皮下組織を覆う処置を施しました。皮膚が足らない部分は、後日、皮膚移植を予定しています。
●片側のかかとです。
●片側の左足の7日後の状態です。
綺麗な組織が形成されたので、形成外科手術を行いました。
●こちらは、ほぼ皮膚の整復が完了しました。
両足ともに皮膚に緊張がかかるので、足の動きを制限する、外固定を一緒に行いました。
●どちらが幸せか・・???
猫ちゃんを外出させずに飼育するケース、あるいは、外出自由にしているケース、どちらが幸せなのでしょうか?私には、答えが出せませんが、外出には、喧嘩、交通事故、感染症の機会が待ち構えているのは、確かです。とにもかくにも、交通事故には、注意しましょう!














