広島県呉市「石崎動物病院」

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ウサギの膿瘍 [院長ブログ]

ミニウサギ ブーちゃん ♀ 6歳
●眼が突然出た!「昨日まで普通だったが、今朝起きると突然眼が飛び出してきた!」と来院されました。緑内障も疑い眼圧を測定しましたが正常。超音波検査で眼の後ろの腫瘍を検査しましが腫瘍らしきものがある様には思えません。眼のポジションから眼の奥の圧迫を強く疑いましたが、はっきりとした原因はつかめませんでした。

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●数日後
数日経過すると眼の後ろが膨らんできたと聞きました。あれ?化膿の様な気がするな〜?しかし、飼主さんは、突然と言われるし・・・・?拝見するとまさに膿瘍を疑いました。麻酔をかけて、検査および処置を行いました。

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●眼の奥に大量の膿
この波動感は、膿に間違いないと思います。炭酸ガスレーザーで切開を行うと、膿がじわじわとふき出しました。

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●治療終了
眼の奥の大量の膿を取り除き、薬を入れて密封しました。歯が原因となることもあるので、口腔内を検査しましたが、異常は見まれません。ウサギの膿瘍は非常に治りが悪いのですが、なんとか治癒にこぎつけたいと思います。
頑張れ「ブーちゃん!」。

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眼の大きな腫瘍 Part3 [院長ブログ]

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●突然出ました!
飼い主さんは「突然目からデキモノが飛び出し血がでだした!」と言われますが、どうもそうとは思えません。以前から目が充血していたのが気になっていたそうですから、じっくりと時間をかけて作られたものと思われます。

●病理所見 マイボーム腺腫(良性腫瘍)

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眼瞼に存在する皮脂腺はマイボーム腺と言われ、マイボーム腺由来の良性腫瘍はマイボーム腺腫と言います。この腫瘍はイヌの眼瞼腫瘍のなかで最も発生頻度が高い腫瘍です。その発生年齢のピークは7〜11歳と報告されています。悪性の場合はマイボーム腺癌と言われますが、悪性のマイボーム腺癌の発生は稀です。

予後については、良性のマイボーム腺腫と診断され悪性所見は観察されないこと、切除範囲も確保されていることから転移や再発はありません。

眼瞼部では腫瘤が大きくなると切除範囲の確保が困難な部位であることから、眼瞼に発生した腫瘍性病変は腫瘤が小さい早期の切除と病理組織学的な鑑別診断が必要です。


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甘えん坊で〜す。 [お仲間紹介]

●タマ 9か月 ♂ 三毛

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●性格
甘えん坊、家では大人しい
●特技
@朝ご飯が欲しい時には、頭突きをして「ゴハン、ゴハン」と鳴く、その他は「ニャーン、ニャーン」と鳴く。
A現在、球取りの練習中。(TVで見たのでチャレンジしている)
B120cm以上はジャンプできる。
●飼主さんから一言
6匹の兄弟で捨てられていた。他の兄弟がどうなったかわからないので、皆の分まで長生きしてね!




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