広島県呉市「石崎動物病院」

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副腎皮質機能亢進症と薬膳 [News]

●もも Mix 中型犬 9歳
副腎皮質機能亢進症とは、別名クッシング症候群と呼びます。
多くは下垂体の腫瘍により、副腎皮質よりホルモンが過剰分泌され、その影響で肝臓腫大による腹部増大、多飲多尿、免疫低下による感染症、皮膚の菲薄化・石灰沈着などの症状が現れます。
血液検査ではALP(アルカリフォスファターゼ)が高値になります。

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昨年5月に肛門腺癌の手術を行った際に、血液検査で異常(ALP2258)が発見されました。
臨床症状としては、腹部増大、多飲多尿がありました。
麻酔時に超音波検査を行うと副腎両側の肥大認めました。
右副腎6.4mm 左副腎7.0mm

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●薬膳療法とバイオレゾナンス
バイオレゾナンス(生体共鳴)測定では、以下の異常が気になりました。
*視床下部、下垂体
*副腎
*エストロゲン過多
*ミトコンドリア、リボソーム障害
*椎間板障害
*炭水化物、蛋白質障害

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エストロゲン過多にはプロゲステロンを処方、副腎皮質機能亢進症に関しては薬膳投与3種を始めました。
処方開始から10ヵ月が経過しました、お腹が引っ込みウエストが出現し多飲多尿が治まりました。
治療はまだ続きます。

●元の元
多くの病気の元には、インスリン抵抗性があります、糖質過多になるとインスリン抵抗性が発生し、炭水化物、たんぱく質、ビタミン、ミネラルが細胞内に入らなくなり、やがて細胞障害を発生します、それが臓器障害、病気です。

ドックフードには、多くの糖質が一緒に入っています。
何年にも渡り、糖質過剰食を食べ続けていれば病気はおとづれます。
👉「食は血となり肉となる」

*下記の様に穀類が先頭に来るフードは、選んではいけません、
できれば穀類、豆類、根菜類が入っていないものを選びましょう!

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障害された臓器に注目することは当然ですが、
その元の元を正さなければ病気の発生はふせげません。
「未病で発見し、早期の早期で対応することが肝なり」


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高周波による脳障害(バイオレゾナンス測定) [News]

皆様、暫くご無沙汰しており申し訳ありませんでした。

さて、新型コロナウイルス蔓延前兆で
警戒しなけばいけない状況になっていますが、
動物達には感染しないので安心してください。
しかし、飼い主さんが元気で生存していなければ動物達が不幸になります。
以下を参考にしてください。

腸を元気にする対策食材です。
@海藻(特にメカブ)
Aレンコン
B金芽米
C発酵食品(味噌、納豆、漬物)
D自分の腸に合ったヨーグルト

●ミク 13歳 ♀ ダックスフンド
遠くは島根県益田から来院されました。
主訴は「*前庭障害と診断されたが改善が見られないのではるばるやってきた!」
でした。
*前提障害とは?
内耳のある平衡感覚を司る部位の異常です。
その症状は時々発生して「ふらふら」するでした。
眼振はありません。

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●周波数測定
食欲、元気はありますが、頭が右にやや傾いていました。
レヨネックス社の機器で生体共鳴(バイオレゾナンス)を用いて測定してみました。
*低周波、高周波の汚染
*著しい酸化
*食事と水の汚染
*ω3の不足
*アミノ酸の不足
*酵素不足
*細胞内小器官の異常
*視床下部、脳下垂体の異常
*錐体、延髄の異常
*蝸牛、第8脳神経の異常
*内耳の異常
*小腸の異常
*ビオチン(ビタミンH)の不足

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PS10とPS1000

●飼い主さんにも異常
飼い主さんは、
「実は私も調子が悪く、3年前から耳鳴りがして、十分に睡眠がとれない状態が続いている、お医者さんへ行ってもまったく解決されない!」
と悲しそうに訴えられました。

上記のミクちゃんの結果と飼い主さんの異常所見から、まずは現場に赴いて電磁波測定を行うべきと判断し、数日後に休日を利用してご自宅へお邪魔することにしました。

約3時間かけて大好きな島根県に到着。
まずは家の周辺を一周測定して携帯電波基地局からの異常が無いかを観察します。電波基地局は見つかりましたが、たいした影響はありません。
続いて室内全ての部屋を検査しました。
Wifi、コードレス電話親機は、初診時のアドバイスで既に電源を切断していました、よって外からの影響を意識して窓際を中心に観察しました、しかし、特に著しい測定値が得れません。もどかしい時間が経過しました。

20分後、
居間の隅から定期的に高い周波数が出ることをキャッチしたのでした。
それは、な、なんと警備会社の無線装置だったのです。許可をいただきその装置の電源を切り、周波数が消えたことを確認して祈るように帰宅しました。

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高周波測定器

●2週間後
ミクちゃんの調子と合わせて飼い主さんの様子を伺いたく連絡をしました。
電話の向こうでの第一声は、明らかに初日にお会いした状況とは異なり、晴れやかで張りのある元気な声が聞こえました。「あら〜、元気そうですねー!」

「そうなんです〜♪、暫く耳鳴りは続きましたけど、今は全く無くなりしっかり寝れるようになりました。自殺したいと思った時が嘘のようです!ミクも私も元気になりました、有難うございました!!」
遠方まで出向いた甲斐がありました。

因みにミクちゃんの治療は
インスリン抵抗性改善、ω3、ビオチン補給、抗酸化水の投与、解毒と中和、生の鹿肉給与などを始めました。


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猫の耳血腫(バイオレゾナンス療法) [News]

●日本猫 はる ♂ 6歳
「昨日、急に耳を掻いて急激に耳が膨れた!」主訴で来院されました。
右耳の内側が腫れており耳血腫と診断しました。左右共に耳垢があり、検査では多数の耳ダニが見つかりました。

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●耳血腫とは?
耳介に血液成分が溜まりはれ上がった状態を言います。
原因は、耳ダニなどの感染、アレルギーベースの外耳炎などにより耳介部における血管障害により発生すると考えられています。

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治療法には3つの選択肢があります。
@外科治療
耳介内側切開により、膨らんだ内側と外側のスペースを縫合糸で合わせる方法をとります。
副作用は外科侵襲による活性酸素が発生します。
治癒には2週間を要します。
耳の変形は防げます。

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A内科治療
長時間型ストロイドの注射を2週間間隔で2〜3回繰り返す方法です。
副作用の危険があります。
ステロイドは、強力な炎症抑制作用がありますが、反面活性酸素を大量に発生させてしまいます。よって、数か月後に肝臓、腎臓、副腎などの臓器障害が発生する危険性があります。
治癒には1〜1ヶ月半かかります。
耳は変形します。

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Bバイレゾナンス(生体共鳴)療法
異常周波数を生体共鳴により修復し改善させる方法です。
活性酸素の発生は一切ありませんので、副作用は生じません。
治癒には1〜2カ月かかります。
耳は変形します。

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●生体共鳴(バイオレゾナン)療法
飼い主さんは、薬剤療法を選択されましたが、周波数測定で確認すると肝臓に副作用が発生する危険が見られましたので、生体共鳴療法を行いました。

5回の生体共鳴療法で、耳の膨らみが1/3ほどに減衰しました。あと少しです。

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