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2016年08月25日(木)
のみアレルギー性皮膚炎 [News]
春先から秋にかけて蚤の発生時期になります。
それに伴い、蚤アレルギーが発生します。
●ちず、三毛猫、♀、10歳
「2−3日前からお腹がただれる」主訴で来院されました。
身体検査では、軽度の肥満と、歯石、腹部の湿疹、そして、蚤を見つけました。
急性湿疹により、紅班、脱毛、感染が見られました。感染症に対する抗生物質と炎症を除去するステロイドは使用せずに、蚤の駆除と鉱石パウダーと舐め壊さないようカラーを装着しました。
●10日後
赤みがすっかり引き炎症がなくなりました。
●チビタ ♂ 柴犬
野犬に咬まれた主訴で来院されました。
拝見すると著しい蚤と掻痒、便からの瓜実条虫(蚤が媒介する腸内寄生虫)の排出、右大腿部の急性湿疹がありました。患部にはブドウ球菌の感染がみられました。
●蚤駆除について
当院では、蚤の駆除薬の予防的使用はお勧めしていません!なぜならば、安全と言われながらも、蚤がバタバタと死亡してしまうう化学物質だからです、甲殻類にしか影響がないと説明されますが決して体に良い訳がないと思っています。メリットとデメリットを計りにかけながら繊細に注意を払い、安全性を最優先にしてお渡しています。
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22時03分