広島県呉市「石崎動物病院」

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2020年05月18日(月)

犬の直腸がん [News]

●ミクス ダックス ♂ 15歳
「半年前から排便時に出血がみられるようになった。
最近は肛門横に赤いカタマリが見られる!」主訴で来院されました。

身体検査での異常は以下でした。
@重度削痩(やせている)
A低栄養
A心雑音
B片側陰睾(一つは腹腔内、既に腫瘍化)
C歯石付着、中程度

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バイオレゾナンス(生体共鳴)測定による障害部位は以下でした。
*核、細胞膜
*小胞体、ミトコンドリア、ゴルジ体、リボソーム、リソゾーム
*インスリン抵抗性
*細胞外マトリックス
*酸化
*病原体感染
*左心不全(僧帽弁)
*消化管(胃、小腸、大腸)
*直腸癌
*アレルギー

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飼い主さん撮影

●治療
飼主さんは積極的な外科手術を望んでいませんでした。
また、私も同意見でした。

癌の3大療法には@外科A放射線B抗癌剤がありますが、
現在の考えは、腫瘍が組織を圧迫して機能障害を起こしている場合のみ外科手術をお勧めしています。
いずれの三大治療も著しい活性酸素が発生してしまいます、その影響で免疫細胞の機能低下が生じ慢性炎症が進行します。
元々は免疫低下により生じた病気です、さらに免疫を低下させる行為は厳に慎むべきです。また、癌には必ず病原体の関りがあります、その病原体を見つけ対処することが一番大切なことだと思います。

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●方針と経過
身体に優しい、いわゆる活性酸素を発生させず、病原体を叩き免疫を増強させて細胞内側と細胞外側を修復させることを治療方針としました。

上記の周波数測定に基づいた薬膳処方と酸化改善処置を並行して行いました。
1ヶ月半後の現在は、肛門側から飛び出していた腫瘍は見えなくなり、時おり排便時に飛び出してみえる腫瘍は以前の1/4ほどに縮小し出血もなくなったそうです。

もう一つの朗報は、直腸だけでなく腹腔内の腫瘍化した陰睾(従来の股間に垂れ下がる位置ではなくお腹に残った睾丸)も小さくなってきています。

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身体に負担をかけない治療でのんびりとコツコツと障害部位を修復し、併せて食事、水、住環境を改善し完治を目指して元気に楽しく長生きしましょう!

*中和、解毒処置
現在は、ご存じの通り人間の我儘により地球が汚れ安心安全な食べ物はほぼなくなりました。現時点では、危険な食物、水を中和処理して体に溜まる毒物を解毒、排泄して生き残るしかない状況です。自然との調和、共生を無視した大脳皮質が発達してしまった人間が報酬系の求める自分勝手な世になるればなるほど動物達と我々自らの首を絞めることになり生存が難しくなりますネ(涙)。

16時03分


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