広島県呉市「石崎動物病院」

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2011年01月28日(金)

緑内障 [News]

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●緑内障とは?
緑内障とは、何らかの原因で眼圧が上昇してしまった状態を言います。先天的に緑内障になりやすい種(バセット、コッカーなど)がいます。また、後天性では、外傷、腫瘍、炎症により発生します。

●処置
初期であれば、まず内科療法(点眼)を行います。そして、コントロール不能になれば、レーザーによる毛様帯凝固(目の中の水を産生する場所を壊す)、房水路形成術などにより眼圧の排水を促します。

●予防
緑内障は、両眼に発生する傾向が強いので、片眼に発生した後は、予防的に正常眼に点眼を行います。

●予後
緑内障は、最初はコントロールできていても、段々と制御できなくなり、失明してしまう傾向にあります。眼圧が上がり過ぎと痛みが発生しますので、房水排泄路形成術、あるいは義眼挿入術を行うのが通例です。

●飼い主様へ
緑内障を早期に発見することは難しく、病院に来られた時には既に視力を失っていることがほとんどです。眼が赤い、まぶしそうな眼を発見したら、速やかに病院で眼圧測定を行うことをお勧めします。


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12時34分


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